2023年10月2日(月)晴れ 旅の記録⑤ 国分台演習場を目指す。善通寺駅から多度津経由鴨川駅下車。
善通寺駅。アンパンマン特急列車が来た。7:36
鴨川駅8時30分下車 鴨川駅から綾川を渡る。
フヨウの花は沖縄にもあるが、やはり違う。こちらのは背が低いのか(灌木)。8:43
烏帽子山、五夜嶽の西山麓を進む。
新池池畔にお地蔵さんが建っている。バックは瀬戸大橋と川崎重工坂入工場などの工場地帯。9:20
右の碑は新池改修の記念碑のようだ。地域の歴史が刻まれている。私なりに時の重なりを写そうと頑張ってみた。
何気に清立寺(坂出市神谷町)に入ってみた。
松とフヨウが冴えるー。9:37
こんな混在は希に見る。
松とフヨウ。淡いフヨウが濃緑の松に囃し立てられているかのようだ。9:40
お庭だけ見た私は、お寺の建造物をみない、仏の心を無視する不届き者だろうか。
稲穂に彼岸花。9:52
水田が広がっている。9:53
右折して白峰寺に向かう。10:16
鴨川駅から約4km。ここから登りになる。
10:43 東山の中腹から瀬戸大橋方向を見る。
車道脇に仏像が3体。小さなものだが、地域の人々の信仰の証だろうか。11:06
東山中腹をやや右へ。11:11
車道はうねうね行くのだが、
左、白峰寺に入ってみる。蛇行せず、階段が続くようだ。11:11
曲がって50mで休憩・食事。北側の北峰などが見える。11:14
ヘリの音が聞こえてきた。何かと聞き入るとCH-47輸送ヘリの音に違いない。どこだ?!
見当たらぬ。
望遠レンズを出して撮ったが、高すぎて小さい。11:25
陸上自衛隊のCH-47だ。岡山県の日本原演習場(善通寺から約100km)に向かうのか、滋賀県の饗庭野演習場(あいばのー琵琶湖北側)(善通寺から約180km)に向かうのだろう。国分台では狭いから、中規模演習場に行くのだろう。今日は近くからの射撃音は一切聞こえてこない。第15即応機動連隊の演習だとすれば、中部方面隊レベルの演習となり、当然の演習ぶりなのだろう。琉球諸島に機動展開するのだから。そうだとすると私の追っかけも、日本原や饗庭野にも行くべきだろう(饗庭野には2019年12月に行った)。沖縄を戦場にする演習もやめていただきたい。
ヘリが消えれば元の静寂が戻る。
階段だ。11:54 途中から数えた。500段余りだったが、計700、800段あるのじゃないか。誰も居ない。
上がりきると、こんなものが。宮内庁の看板で、崇徳天皇陵というらしい。12:08
四国唯一の天皇陵らしいが、私は無論パス。如何なる権力・権威をも賛美しないのだ。
白峰寺入り口。12:20
静か、落ち着いた雰囲気。少々入ってみた。
12:22 お寺の中。本堂はこの奥だったが、急な階段に阻まれた。私は信心ないからね。
ここから白峰山への道にどう入るのか。工事中もあり、戸惑った。
無事に白峰山の道に入れた。陸上自衛隊国分台演習場の脇を行く道だ。
右側(南)が演習場。ゲートだ。13:19
フェンスと監視カメラがばっちりだ。13:47
物音から判断すると、小部隊が来ているようだ。射撃音もちらっと聞こえた。
陸自の大型トラックだ。14:04 その前に女性がいる。右に男性がいて、栗拾いをしているのだという。
彼らは第15旅団の後方支援隊(善通寺)。14:05
草刈りをこれからやるのだという。どこをやるのか興味深かったが、私はお仕事の邪魔をしなかった。
ここから国分に下る。演習場もここまで。この奥が五色台スカイライン。14:09
山道をくだる。銃声はきこえてこない。静かな道。14:27
枯れ葉の上に咲く彼岸花。15:27
斜光線が難しい。自分の身体が花に影をつくりそうになる。なんとかよけて、撮る。銃声が聞こえないから集中できる。
山道を抜けた。15:42
あれが国分台であり、陸自の演習場だ。
稲と彼岸花の三重奏。16:15
稲穂と彼岸花。天気に恵まれると色々いけるのだ。銃声が聞こえないので、気を集中できる。16:16
人家も入れてみた。16:21
人里の香りがしてくるでしょう。ここから軍事演習場までの直線距離2kmも離れていないのだ。
美しいものは美しく、醜いものは醜いのだ。私は如何なる時代が来ようとも審美眼を持ち続けたい。
国分駅に17時頃到着。お疲れ様と我に言う。