ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

【拡散願います】津堅島トマイ浜にHOS・Resolutionがランプエイを下ろしていた(20241120-2)。

2024年11月22日 | ホワイトビーチ

2024年11月20日(水)曇り ②

私は那覇軍港を跡にし、午後、勝連半島平敷屋のホワイトビーチ(海軍基地)を見る高台に上がった。

高台から左側(南東)を見ると、津堅島が見える。14:57

微かに、HOS・Resolutionらしき船が見える。

正面に、左(海軍岸壁)に米国海軍戦闘艦だ。右側(陸軍岸壁)に2隻。14:57

まちがいない。14:59

ランプウェイを津堅島のトマイ浜におろしているようだ。天気が悪く、はっきり見えないので、露出補正をいろいろやってみた。

陸軍岸壁周辺に2隻と、ランプウェイ台船、クレーン台船も。14:59

視界が悪くぼけ。シルエットの装いだが、露出補正でやっと色を出す。

右側は米国海軍の音響測定艦。左はタンカーのようだ。喫水線が跳ね上がっている。油を放出した後なのだろうか。

海軍岸壁に居るのは米国海軍巡洋艦CG70「レイク・エリー」だろう。15:02

レーダー・ヘリ・多連装砲・88式ハープーン(対艦ミサイル)がくっきりと見える。

この「レイク・エリー」(ミサイル巡洋艦)はハワイ・真珠湾を母港にしている。2024年11月6日からホワイトビーチに来ている。15日目だ。

米国海軍音響測定艦「エグゼクティブ」15:02

音響測定艦は海底に居る潜水艦の音(音紋)を採録し、敵の潜水艦の動向を把握する。船尾からソナーを引っ張る長い長いケーブルを下ろす。

津堅島トマイ浜にランプウェイを下ろしているHOS・Resolution(リゾリューション)。15:03

私はあえてトマイ浜と書いているのだ。ここも「津堅島演習場」として、日本国が米軍に提供している区域だ。

固定脚を確認できないが、設置・固定されているはずだ。

「サニー・クイーン」と船尾に書かれている。15:04

全長107.4m、幅16.8m。船の旗国(登録上の国籍)はパナマ。米軍の燃料を運んでいる船だ。

15:05 やはり、ぼーだな。全長76m。

この船(民間船)は海兵隊の仕事を請け負っている。新たな揚陸艦を開発するためにテストをやっているようだ。私が初めて発見したのは、2024年10月10日、那覇軍港だった。ここホワイトビーチに現れたのは11月10日(註:私がみたのは)からだ。そして実際の島でテストを始めている。

こうした砂浜に軍用車両を下ろすのは、ランプウェイから砂浜の上をどうスムースに動かせるかが問題になるだろう。まだデッキに実際の運用を図るはずの軍用車両・兵隊等を載せていないようだ。まだ基礎段階のテスト(実地試験)だ。

15:13 MV-22オスプレイが金武湾(北)側から旋回し、中城湾(南)側を横切り、普天間基地に向かう。

「レイク・エリー」に近づく米国海軍の小舟。15:15

15:19 海兵隊の救難ボートが戻ってきた。

15:22 「レイク・エリー」と2隻のボート。

陸軍岸壁。15:30

太陽の位置によって、真っ黒にしか見えないものを露出+2ほど足して、無理無理色をだす。

それにしてもこの屋部土建による工事は何だろう? 浚渫ではなく、石を落としている。だからといって埋め立てでもない。特殊なブツであろうが、まだなんとも想像すらできない。

15:37 あ、ランプウェイをあげている。

15:44 2つに折った。

15:45 肉眼では見えないので、随時(適当に)撮るしかない。よく言えばカン。

15:52 米国海兵隊のCH-53大型輸送ヘリ。やはり普天間基地に向かうのだろう。

15:56 ランプウェイを真上にあげた。

15:57 右を向いている。

15:58 海兵隊のAH-1対地攻撃ヘリだ。普天間基地に戻るようだ。

「レイク・エリー」から降りてきた海軍兵。16:03

11月6日も降りてきていたが、彼らはマイクロバスで出ていった。将校だったのだろう。

16:05 陸軍岸壁手前。屋部土建が請け負っている工事。

HOS・Resolutionは、離岸し、左を向いた。16:11

16:15 今日のテストは終わったのだろう。今夜は沖合停泊なのか、こちらに戻ってくるのか?

私は、もう帰りたいが、HOS(エイチ・オー・エス)は、どうなのだろうか?

タテハチョウがバタバタしている。寒いせいか、急降下して、草地におり、翅を広げている。16:23

アカタテハだ。沖縄も秋から冬へ向かっていくだろう。

陸上自衛隊勝連分屯地(第15高射特科連隊・第7対艦ミサイル連隊)を見上げれば、多分、対空ミサイルのレーダーが立ち上がっている。16:24

左側のホワイトビーチに、朝日観光(本社:恩納村)のバスが待機している。16:29

「レイク・エリー」の乗組員(水兵)が市街地に出て行くのだろう。11月6日もでていたので、2週間に亘って、順番に「休養」(遊び)に行くのだろう。米軍は、ホワイトビーチに寄港したのは、「休養」だというのだろうが、問題は何の作戦・演習をやってきたか、また、これから何をやるかが問題なのだ。

16:31 まで出てくる。

17時前に、私は帰る。



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