ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

基地建設が進む辺野古と対峙する(20211207-②)

2021年12月09日 | 辺野古・大浦湾

2021年12月7日(火)② 晴れ

①として「愛犬たちとの海散歩」を書いた。だが、冗談めいたことばかり書いているわけではない。以下は同日の記録。

海散歩に出たことは、無論同様だ。

辺野古川の対岸に渡るとV字滑走路の突き出し(東側)がくっきり見える。テトラポットが置かれていない場所。中にクレーンが2台動いている。右にオイルフェンスが吊り上げられている。左にダンプがいる。9:37

上空を飛行機が飛ぶ。何かな?

撮影時にRC-135だと分かったが、PCで見れば、右側の塗装が黒。コブラボールだ。ミサイル発射の動向を追い分析する電子偵察機。RC-135S 嘉手納に帰るところだろう。9:38

RC-135Sはわざわざ米国本国からお出ましだ(くるな!)。どこのミサイルを追っているのだろうか。要調査。ミサイル発射(試射・演習)など、どこの国でもやめておくれ。緊張を高めるだけだ。

因みに沖縄島周辺空域は、米軍機の飛行に民間機の飛行は制限されている。米軍機が飛んでいるとき、周辺に民間機を見ることは殆どない。民間機が飛んでいるときは、民間機が次々と飛んでいることがある。

 

豊原側の海岸から。K-3護岸の先端、右奥は平島。ここまでくると平島が見える。ここから平島まで約2500m。ここからK-3護岸の尖端まで約970m。9:42

自然が壊され続け、風景が壊され激変したが、まだ飛行場はできていない。MV-22オスプレイやヘリはここから離発着していない。それでも周囲に演習場があり、ヘリパッドがいくつもある。できてしまえば、どうなってしまうのか? ここに新基地建設を造らせない意義とは何かを私は考えている。

何やら新しい建物ができている。作業員が上がっている。9:48

ここまでくると、映画館などの娯楽施設が見える。右のドームは何か。巨大な倉庫だろうが、実態は分からない。調べておこう。9:48

以下は、散歩から帰って、辺野古テント村から。

辺野古川河口沖に沖縄防衛局雇いの潜水調査船1クルー。自然を日々壊しながら調査して、国に不都合なデータを隠しているのだから、環境影響調査たりえない。ただただ税金の無駄遣いだ。10:43

沖縄のダイバーは、痛みを覚えないのだろうか。

ブルドーザーが2台動いている。11:17

ダンプとブルとクレーン。11:19 

11:27 中で工事が進んでいる。嵩上げを4mから8.1mへ積み上げているのだろう。安和の山(本部半島)を削って埋め立てる。同時進行で自然を壊しているのだ。挙げ句の果てに軍事基地。対外戦争の軍事拠点にするというのだ。

時代は急速に電子戦争の時代に入り、見えない戦争が私たちの暮らしを覆う。目を耳を、口を塞がれ、私たちはどこにつれていかれるのだろう。だから私たちは諦めるわけにいかないのだ。私たちの感覚器官と思考能力とコミュニーケーション能力が問われている。

 

 

 

 

 

 



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