本日2022年2月1日の私は、嘉手納に行ってきました。久しぶりだったが撮影の腕は衰えていなかった。睡眠不足だったので、疲れましたが、新発見も有りました。
嘉手納道の駅の展望台がリューアルされているとのことでしたが、見にくく、撮影しずらくなっていました。一部メディアを排除するとの話ですが、どう考えてもこれは一部ではない。従前であれば、私は後方から、あるいは端から撮り、一般の観光客に邪魔にならないように配慮しながら撮影していました。名指しされた彼等も当然そうしていました。ところが今回の構造物は柱を物理的に不必要であるにもかかわらず、斜めにいれているのです。とても見にくい。飛行の軌跡がぶった切られるのです。そうしたお邪魔虫をすり抜けて撮るのですが、どうしても柱の陰でバシャッとなってしまうことがあった。後程ドジ作をもお見せします。
嘉手納道の駅。左側のぴかぴかのが新展望台。
従来の展望台。仮囲いがされており、見えない。
新展望台を撮る。渡り廊下の途中から。奥はF-15の格納庫群。
ドジ写真二枚
海(南西)側から着陸するC-17大形輸送機。右が柱。13:23
海側から道路側を通過するオスプレイ。頭が柱に突っ込んだ。もう。15:44
柱とはこれ。標準レンズで撮影。底辺は3m余か。旋回飛行を繰り返すP-8対潜哨戒機。16:57
この間を抜けて撮影する。右・左だけでなく、立ったり座ったりの中腰撮影。
もっとも民間飛行場もたいがい撮りにくい。モノを投げ込まれたり、落とされないためですが、フェンスが邪魔してる。とはいえ。
お客さんはぼちぼち来ていました。いろいろな人がいるようですが、今日の私は、かなり頭にきました。今日もあったのですが、「いつ飛ぶのですか?」と聞かれることがしばしばあります。私は応えます。「ここは民間飛行場ではないから、公開された時刻表はありません。無線を傍受していなければ分かりません」と。正確に言うと、これは嘘を含んでいます。動きを見ていれば、ある程度わかるものです。ただ、一々細かいことを教えたくない。
今日私が頭にきたのは、「戦闘機は飛ばないのか?」と聞かれたのです。確かに今日の戦闘機はかなり出払っており、飛行回数は少なかった。格納庫を見れば、全然いないじゃないでした(ゼロではなかった)。
彼は戦闘機が好きなのか、うるせえのが好きなのか、危険なのが好きなのか、殺しやぶっ殺し屋が好きなのか、只の無知なのか。私は知りませんが、沖縄にのしかかる嘉手納基地のことを戦闘機が飛ぶから好きなようです。好きな人はうるさく感じない。危険だと思わない。海外でどれだけ破壊殺傷してきたかを考えたこともないようだ。
沖縄戦、10・10空襲(1944年10月10日)のことを考えれば、そんなことを忘れて、軍用機を愛でて頂きたくない。朝鮮戦争以降、戦争の度に出撃している嘉手納基地。そんな場所を観光資源にしていいのでしょうか。沖縄の過去と今・近未来への想像力を奪う「観光資源」はいらない。そこで私の頭に浮かんだことは、だから一部メディアの排除。それとつながっているようだ。見られて困るものに蓋をする。見られて困るモノが何故「公共」なのでしょうか? 嘘偽りを宣伝する「公共」を許容するのですか?
私たち人間は間抜けだからこそ、考えなければならないはずだ。落ち度があるからこそ、考え抜く。再び戦争を招かないために。私はそう思っています。
皆さんは如何に思いますか?