ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【補足】浮原島辺りでの水陸機動連隊の訓練の一端を撮る(20210612-④)

2021年06月15日 | 米軍/自衛隊

2021年6月12日ー④ 浜比嘉島から浮原島辺りを撮る(距離約3000m)。

 今回の狙いは、海上自衛隊と陸上自衛隊の統合訓練が浮原島周辺であると知り(海上保安庁水路通報)、これは、海自の「おおすみ」型「輸送艦」と陸自の水陸機動連隊(佐世保)の訓練だとみて、来てみました。図星でした。因に浮原島という島が訓練場だと私は知っていましたが、浮原島を初めて見ました。

 沖縄県が作成している「沖縄の米軍基地」によれば、(使用開始年月日は不明)1972年5月15日~地位協定第2条第4項bの施設として使用。1978年6月自衛隊の専用施設となり、陸上自衛隊第15旅団が管理。年間使用は120日以内。

 沖縄の無人島だが、ここが対外戦争の戦時訓練場となっていることに危惧を覚える。

さて、おさらい。

浜比嘉大橋にあった概念図。勝連半島から平安座島・宮城島・伊計島、平安座島から浜比嘉島、その南島に浮原島がある。

アップ。浮原島と南浮原島、津堅島との位置関係が分かる。

浜比嘉島北部から平安座島を見る。15:07

今日の観察地を探す。意外と島の地理はわかりづらい。

磯遊び場。なかなか美しい。15:36

正面左が浮原島、右が南浮原島。約3000m先。15:36

さてと見えないか。

ヘリの音が聞こえてきた。浮原島北側。陸自CH-47 15:39

手前の岩場で遊ぶひとたち。気持ち良さげだ。沖にCH-47だ。15:41

と思ったら、下りていく。バックハッチを開けている。15:42 手前の岩に太公望が。

おっと水面の上。海水を巻き上げている距離だ。下りそうだ。15:42

下りた。ゴムボート。よくわからなかったが、ゴムボートと共に下りたのか、別々かは不明。この手は、水陸機動連隊の技だ。敵地潜入の巻。奇襲攻撃がこうして始まるのだ。15:43

15:43

出た!海自。何だ? 15:43

15:51 横になった。おおすみ型輸送艦だ。4002=「しもきた」だ(母港は広島県呉)。CH-47が甲板にもう一機。おおすみ型は海自に3隻。基準排水量8900t、全長178m。

後方ハッチ半開き。何か出しているのだろう。

90年代に「輸送艦」だと詭弁を使っていたが、水陸機動団とのセット運用で、遂に、強襲揚陸艦願望がみえみえになってきた。あれから30年か。

タンカーが通る。その上を飛ぶ。16:01

浮原島に下りるCH-47。島の中央部にヘリポートあり。16:10

下りた。16:10

また、飛んだ。16:28

このあと、他の観察地を探したが、首尾良く行かず。

今日はこんな感じで終えよう。残照が眩しい。18:00

また、明日。

追記:何故、土・日にやったのか? このあと米軍との共同演習をどこかでやるのだろう。ここでの演習は、その予行演習とみるべきだろう。 

 

 

 



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