おはようございます。今日から2023年度が始まります。岸田政権は軍拡前のめりの予算を通したようです。人々の暮らしに寄り添わず(蹴散らして)、米国バイデン政権と米国軍事産業、日本の軍事産業の利益まっしぐら。本当に情けない。野党もそもそも力がない上に、政権を変える意思がない。気を吐いているのは山本太郎のグループだけか。暗い新年度となりそうです。
全国から春の便りが届いています。梅が咲き、桜が咲き。ヒバリが啼き、ツグミがさえずる季節。沖縄の春は地味な春。ようく観察しないと見えません。ウグイスの囀りは、眠い声だし、ぱっとしない。沖縄に「谷渡り」は響きません。ホー・ケキョ・ケキョ・ケキョというやつ。
ところで4月15日は「視点23」(リアリズム写真集団、「視点23」委員会主催)の結果発表の日です。私にとって漸く本気で制作できたので、期待も不安も高いです。2011年-14年連続入選、15-18年は沖縄に来て、作品を制作する余裕なく、出せずじまい、19年から出し始めましたが、20からコロナ禍に入り、20年は初めての落選。21年、22年は辛くも入選。今回は構想を立て、タイトルを考え、下準備をして臨みました。全体構想と個々の写真のコラボが上手くいったはずと自負しています。
これで勢いを付け、私は本格的に写真を撮る人として踏ん張るつもりです。例年とは意気込みが違う。
昨日は「沖展」を観てきました。絵画といい、写真といい、私には刺さってこないものが多い。抽象感の違いか。沖縄には画題となる事象は山とあるのですから、もっともっと多彩でなければ。抽象にするならば絞り込み方がもっと深くあって欲しい。半端な気がします。私がいいなと思ったのは「黒い森」平川宗信作、と奨励賞の「廃屋」(赤嶺愼次作)。沖展賞の「迫り来る現実」(伊是名教子作)は、絵の目の前に立つ(かぶりつき)人が居り、見えませんでした。残念。
写真ではミサゴのダイビング直前の写真は凄い。あと、0.2秒遅ければアウトだし、早くてもダメ。絶妙なタイミング。獲物をつかんだ奴を欲しかったが、これまたタイミング。いやミサゴもかなり失敗するから、フォトグラファーの腕だけじゃ無理。
ありふれたものも斬新に撮りたいものです。
今日は辺野古集中行動へ。先月はすっかり忘れてしまい、行けなかった。辺野古の写真、あげられずに溜まっています。本日明日であげますね。