ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

3人寄ってもなかなか文殊の知恵に至らない(20210403)

2021年04月03日 | 「公共工事」を考える

 3人寄れば文殊の知恵といわれているが、私はなかなかこの領域に至らない。今を去ること55年前。クラスメート3名で、猪苗代湖・磐梯山・裏磐梯(福島県)に行った。炎天下の磐梯山への登りで、一名が脱落。彼を下に下ろして、2名で上った。3名で旅する難しさを痛感したものだった。共通する関心がなければ、一致団結することは難しい。ということで私は単独で行くことが多くなった。

 ふたりであれば、お互いに慮れば良い。それでも難しいが、ある程度できる。3人寄れば文殊の知恵のレベルもそれぞれの思惑を一致させておかないと、容易でない。それでも12月と3月に福岡・佐賀・長崎に行った。12月の時は、石木ダム反対で行くならば、関連させて、佐賀と諫早にもと私が欲張り、ぎりぎり駆けずり回った。福岡のTさんのおかげでお会いする人達と連絡をつけていただいた。

 今回は石木一本ということにしたが、準備する時間がまるでなかった。しかし現場で、Yさんは座り込みに徹し、私は12月撮影の写真ファイルを用意したお陰で、大勢の人達と話ができた。結果論だが、良かった。石木と沖縄・名護との繋がりが一歩できただろう。「公共事業」なるものの頑迷さを確認できた。文殊の知恵に至るのにはまだ時間が掛るだろう。いずれにしても感度と論理を磨かなければならない。

 ただ、今回、こうして金のなる木が育っているのかということが分かった。目の前の鉱山のトラックが土砂を運び込んできているのだ。分かりやすすぎる。Yさんの連絡を受けて私はこの模様を撮りまくった。こういうのは沖縄でも適用可能だ。目の前というわけに行かないが、一工夫、二工夫すればできるはずだ。お互いに得意分野を活かしつつ、協力・共働できる仲間をつくりたい。やるべき事は無数にあるのだ。



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