ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】サンドコンパクションパイル工法船が進出してきたホワイトビーチ沖(20241220)

2024年12月21日 | ホワイトビーチ

2024年12月20日(金)晴れ 

 このホワイトビーチ(うるま市勝連半島東)に、私が来たのは去る10月以来、12回目となる。希に見る出勤率だ。HOS・Resolutionを追って、原潜を追って、そして今回サンドコンパクションパイル工法の船を追ってだ。

 今回は、どうだろうか? 何が居るのか、居ないのか? この居ると、居ないの両方を見なければならないと、私は考えている。

9:20 児童公園の高台に上がり、前(南)を見る。右の陸軍岸壁に海上自衛隊の多目的な小型の戦闘艦が停まっている。正面奥は聖なる島と言われている久高島。

9:22 奇妙なスタイルだ。レーダー隠しのステルス性の構造だ。艦番が見えない。

9:24 中城湾港から出てきて陸軍岸壁の右奥に停泊しているサンドコンパクションパイル工法の船だ。拡大してみたら、「第31不動号」。

金武湾沖に停泊している船と同型の船のようだ。

沖縄防衛局はいよいよ大浦湾の軟弱地盤に砂杭を打ち込み、地盤を堅く打ち固めようとしている。工法的に不可能だと批判されながら、海底の自然をぶち壊すのがこの国だ。猪突猛進ぶりは、80年前の「大日本帝国」と全く変わっていないのではないか。

 

【拡散願います】【補足】サンドコンパクションパイル工法の船が金武湾に待機している(20241216ー②) - ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

2024年12月16日(月)曇り②とうとうサンドコンパクションパイル工法の船が金武湾に入ってきた。これは、新基地建設のために大浦湾の軟弱地盤を固めるための作業船だ。私はこ...

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9:25 大きくしてみた。「もがみ型」FFM5「やはぎ」だ。全長133m、幅16.3m、基準排水量3900トン。省力化を進め乗員約90名だそうだ(「自衛隊装備年間2023-2024」)。2023年12月就役の新しい艦。第14護衛隊(京都府舞鶴)。マルチな戦闘艦であり、対潜戦、対空戦、対水上戦、対機雷戦に対応する。水上無人機、簡易型機雷施設装置をもつ。

 

9:29 津堅島(つけんじま)トマイ浜。怪しいブツはないようだ。HOS・Resolutionはどこに行ったのだろう。那覇軍港に帰っているのか、それとも?

これを調べないとならないのだ。年を越しそうだ。

9:30 左奥に沖合停泊している貨物船 ALLIED BROOKLYN。全長143m 幅23m。米国のロサンゼルスからきたようだ。喫水線があがっているので、荷を余り積んでいないようだ。旗国は米国。

なお、20日夕方に、台湾の高雄に出港したとの情報が入ってきた。

9:33 北側金武湾を見る。中央に居る赤白の台船は、今朝8時頃、私が伊計(いけい)島沖に見た奴かもしれない。バスの中から金武湾沿いでみたあれかも。

サンドコンパクション船は、①金武湾浜田沖(沖縄電力金武発電所前)、②ホワイトビーチ沖は確かだが、③隻目が不明朗なのだ。私は伊計島東に見たと思ったのだが、別の仲間は、中城湾泡瀬干潟沖に居た(居る)と言う。

こういう情報は、時間と場所の特定ができなければ、意味がない。それが曖昧では、私の幻想を否定できない。結果として、私は、自分の思い込みと、他者の明確な否定をもらえず、消耗しまっくっていた。自分の頑迷さが、彼女の「否定」をためらわせた可能性もあり、反省すべきなのだろう。しかし忌々しいことこの上ない。

9:44 海上自衛隊のタグボートが「やはぎ」に接近した。

9:47 陸軍岸壁。テトラポットを取り替えているようだ。新旧がはっきりしている。台船に積んだのは、お古だ。

9:48 「やはぎ」に回されていた汚濁防止幕が撤去されていく。出港するのか?

10:17 「不動31号」に着いていた小型船が離れた。給水とかやっていたのか。

10:29 海軍岸壁にタグボートが2隻やってきた。これは何か入ってくるぞ。

右側に海上自衛隊のMSC掃海艇「ししじま」だ。

10:50 CH-47大型輸送ヘリの音がする。北に飛び去る陸上自衛隊の機体(那覇の第15ヘリコプター隊)だろう。

10:57 民間タグボートが出て行った。お迎えだろう。

11:05 津堅島の東側を南下する米国海軍の船。

11:36 米国海兵隊のAH-1攻撃ヘリが中城湾を越えて、普天間基地に戻る空路を行く。

11:42 勝連分屯地上部。特に異常なし。

11:44 入ってきた米国海軍戦闘艦。

11:50 戻ってきたCH-47JAだろう。

11:56 海軍岸壁に入るミサイル駆逐艦DDG-88「プレブル」。12月13日頃出港しており、1週間ぶりの出戻りだ。

11:56 左側にクレーンがあるので、左側の岸壁に入るだろう。

12:00 タグボートで反転させる。

12:03 タグが押す。

12:13 着岸間近。後部甲板に正装した兵隊が多数。

手前にYDT「水中処分船」06。掃海艇のサポートを行う。

13:02 プレブルから多数の兵隊が下りてきた。このように一挙に出てくることは珍しい。

演習が一段落して横須賀に戻るのだろうか? 

13:22 また津堅島沖を北上する陸上自衛隊CH-47JA。

私は13時30分頃撤収準備に入る。

「平敷屋」のバス停に移動した。

14:05 平敷屋で座りながら、金武湾を見る。ここから北に15km先の金武湾浜田沖だ。

あれ?正面にサンドコンパクションパイル工法の船だ! ちょっと驚いた。カメラを出して撮影。

今日のところ動くまい。

バスの途上、「77番バス」で、金武湾浜田沖にこれがいるのを確認できた。16時頃。

 

 

 



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