2021年6月26日、私は神戸空港から四国入した。今回の目標は高知県立美術館で行われている「視点」2021を見るためだ。
徳島駅からJR四国の徳島線に乗る。阿波池田駅で土讃線に乗り換える。
阿波池田駅。特急南風3号に乗る。10:14
来た! 南風3号。アンパンマン特急だ。10:16
息子が子ども時代に世話になったアニメだが、何故? 作者のやなせたかし(1919-2013年)は高知育ちだと言うことだ。
高知駅前。11:39 土佐電とJR。初めての高知市へ。
さっそく高知県立美術館を目指す。はりまや橋まで南下。東に左折。まっすぐ。
土佐電。13:35 街は地味。撮りたい感が湧かない。
高知県立美術館。13:48
「視点」をみた。私が巡回展に来たのは初めて。約100点が展示されている。如何にも「視点」らしい作品が並んでいる。
皆さん、きらびやかだったり、地味でも押しのある作品ばかり。私の(「オキナワ『ブルービーチ』演習場」)は地味すぎたか。他に軍事関連はひとつもない。アジア太平洋戦争を懐古するような奴と並べられているのは、対称的ではあるが遺憾に思う。米軍の沖縄占領から戦後沖縄は踏みにじられ、戦後日本ができてきたのだ。私が「オキナワ」としていること(米国の植民地オキナワ)に気がつく人がどれだけいるのだろうか? 心許ないな。
さてとお次はどこへ。
道すがら。ナンゴクだから。14:57
南下。五台山トンネル。15:21
トンネルの中を歩く。15:30
トンネルを抜けて。アサガオだ。15:40
百合の花にモンシロチョウが居た。
こちらにはウマオイか? どうも違うな。種名不明。16:04
虫の隣にアマガエル。オレンジと緑の迫力に唸る。16:08
16:09
16:14 ついつい感動していました。行かないと間に合わない。もう無理か。
坂を上がっていく。南に広がる高知南インター。16:41
イジュだよね。高知のイジュだ。16:42
牧野植物園。昔、「牧野富太郎植物図鑑」で世話になった人の記念館。もう閉園時間になってしまう。16:47
竹林寺入り口。16:56
仕方ないので、下るぞ。
沖縄でもあるような木だ。17:08
高知市街を見下ろす。17:09
青柳橋の袂にある碑。田内千鶴子(たうち・ちづこ)。「大日本帝国」が植民地にした朝鮮でナショナリズムを超え、朝鮮戦争・南北分断を超え、孤児を救い、育てた人だと。頭が下がる。1912年から1968年没。56歳でなくなった。高知が刻んできた歴史に、私たちが忘れてはいけないものがあるようだ。17:40
18:30頃宿に着いた。やれやれ。
えるのかは、色々あるでしょう。
「アンパンマン」の作者のやなせたかしさんは、高知育ち。縁があるとのことで、記念館まであります。だからJR四国が使っているのです。そう考えれば、アンパンマンを使うことは、理解できます。
それぞれのキャラをどう評価するかは、個人の、会社の判断です。とはいえ、「顔が濡れて力が」というのは、お笑いキャラで、暴力が正義ではないことも暗に示しています。「電車の事故廃車を連想させる」というのは、漫画・アニメの読み方として、どうなのかと、わたしは思いますね。