ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

下地島空港を歩く(20191018)

2019年10月24日 | 宮古群島
2019年10月18日 曇り 
バスで宮古島から伊良部島に伊良部大橋(約4500m)を渡る。国仲から歩き下地島に入る。
ちょいと道を探しながら進む。汽水湖の奥に下地島空港の管制塔が見える。9:11
左手に汽水湖(池)。汽水湖はいくつもある。9:12
今日は飛行場の利用実態を見る。
滑走路北側(東)に出る。ここから車両通行止め。今年の3月空港が再開されてからこうなった。9:38
何故か? この道路は空港保全のために設置していたが、15年1月の伊良部大橋の開通で、車両が増え、支障をきたすからとのことだ。歩く私にとってはプラスだが、一般の観光客はここから滑走路先端まで1500mを歩くのはよほどの飛行機好きでなければ歩かないだろう。夏は暑く、冬は風びゅーびゅーだし。
 歩き出したが飛行機の影もない。はて。
まだ「徐行」の看板がある。10:00
出てきた! ソラシド・エアのボーイング737-800.10:07
上がった! 10:12 残念ながら南側は影となる時間だ。風向きが北風だから仕方がない。
しかし離陸したんじゃなかった。幸か不幸か、タッチアンドゴーの訓練飛行だ。何度も何度も繰り返している。
10:26 北側に飛び出すときれい。だがごらんのようにカメラを横位置から縦位置にスコンと転じないなければならぬ。なかなか美しく入らない。
10:31
10:31
10:31 車輪の動きを見てね。
10:31 はい格納。
10:32 それもたちまち大きくなり、画面からあふれ出るので、2丁カメラで行く。カメラ・レンズを取っ替える。
北端から誘導灯をみる。沖を南西海運の貨物船が行く。10:34
10:36 ジェットスターだ。下りてきた。少し飛行場らしい気持ちになる。
10:38 よしよし、横位置から縦位置にほぼ完璧だ。こうこなくっちゃ!

 帰りのバス(予定12時発)に乗り遅れると、宮古島飛行場からの飛行機に乗り遅れかねないので、ここを引き上げる。
東側の側道から。フェンス上の鉄条網が入る。10:50

 帰宅後、「みやこ下地島空港ターミナル」をネット検索したら、この機体は10月11日からここに来て、パイロットの訓練をしているようだ。
 このまま帰るのもなんなので、空港の施設をみることにする。

下地島空港ターミナル入り口。確かにチャチ。建物は1階建て。左の木の奥。飛行訓練を別とすれば、就航している便は以下。
下地島ー成田 毎日1便+(時期限定) 下地島ー関西空港 週4日+(時期限定)
以上、ジェットスター。
国際線 下地島ー香港 週3便 香港エクスプレス

 要は下地島空港は開業したものの、先行きは赤信号。このままでは民間空港としての経営は成り立たない。宮古島と下地島・伊良部島のエリアしかなく、空港から接続している交通機関がレンタカーのみでは、厳しい。
 島の自然があるのだから、観光スポットをもっと作り出し、コースも組んで上げないと集客できまい。豪華なホテルに何泊もの路線をめざすのも、難しいだろう。いずれにしてもターミナル会社・航空会社・伊良部島・宮古島市役所・沖縄県などが協力して具体的なプランを出さなければ、軍用機が飛び交う飛行場になりかねない。
これが空港の出入り口。開業に当たって、何もしていない。沖縄県は、やるきがあるのか。12:05 ということで次のバスになった。伊良部島から13:30発。
予定の飛行機に乗れました。





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