2024年5月5日(日) 曇
那覇空港から那覇新港に移動する。14時に空港を出る。モノレールで旭橋から歩くのが、私の基本ルートだ。たまたまやんばるバスが来ていたので、バスに乗った。「とまりん」(泊まり高橋)まで。歩く時間を半分に節約できた。
因みに那覇空港から港湾は東に那覇埠頭(半分は那覇軍港)、北に、泊地区、北に那覇新港、北に浦添埠頭となっている。約6kmの海岸線に転々とあるのだ。
今回、私が那覇ハーリー大会に行くことにしたのは偶然。空港と合わせて何かないかと調べていたら、あったのだ。那覇ハーリー第50回大会と。
ハーリーとは中国伝来の爬竜船の競争、祈願などを行なう。「那覇ハーリー」は1975年以来50回目を迎えるという。私が現場で現物を見るのは(ハーリーそのものを)初めてのことだ。
「とまりん」から歩き出すと、逆方向からの流れが多い。米兵(家族)が多く、米兵も参加したようだ。15時前に那覇新港地区の埠頭に入る。人が多い。出し物も多い。私は岸壁に出て場所を探す。1時間余り待たされた。一人だから、場所取りしておかないと油断したら撮影ポイントを確保できなくなる。
15:01 那覇新港に停泊しているRKKの船の奥を那覇空港に向かって下りる民間機(ANA)。夕方の日差しが掛ってきたが、午前中に来たら、素晴らしい撮影ポイントだ(但し南風の時)。北風の時はもっと手前で上がり、西(海側へ)旋回するのではないか。
アナウンスを聞いているとハーリーは1時間後だという。うんざりしながら、待つしかない。
やっとスタンバイする爬竜船。15:57
16:00 黒・緑・黄の3つの船にそれぞれのチームが乗り込んでいる。左側は前方。右が後方。艪を持つ人が立っている。
そこに出てきた白く怪しい船。第7開洋丸。サンエイマリン(株)(東京)の海底調査船だ。16:03
何が怪しいかと言えば、中程にある逆さ甲(電子機器)と後方黒の海底調査の機器だ。
こぎ出したのか。16:05
16:06 ターンしたのか。ドラとハンドマイクで、こぎ手をまとめる。一人の力の総計とはいくまい。前に進める無駄のない手こぎエネルギーの総計が求められるのだろう。
私はシャッターを押す総計が問題なのだ。
16:07 一糸乱れぬ。訓練の賜だろう。
16:07
3隻が入り乱れて。16:08
私は素人なので、形から入って撮っています。16:08
16:08 最後の力漕。
16:08
バックの艪を中心に。並んでいる。16:08
16:09 終わったようだ。競漕でも、資源争いよりも、遙かに健全だろう。
楽しい競技も、資源争いというリアル政治の中に置かれているようだ。
暑かった!
調査船が出て行く。