ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

ただ今の名護は大雨です(20230613)

2023年06月13日 | 沖縄暮らし

 2023年6月13日12時過ぎ。名護市上空の空から大雨が降ってきています。風がないから吹き込んでこないだけ。まだバシッとブログをあげる気分になりませんが、総じて、プラスだった6月7日~12日。

 『視点』を見に行くことを口実に、東京の皆さんと交流したかった。撮影は、7日のホワイトビーチと、陸上自衛隊勝連分屯地、8日朝の那覇軍港と那覇飛行場。出発前に撮るのは億劫だったのですが、大正解。撮れる可能性のあるときは、億劫がらずにスタンバっておくべきです。一寸した準備があれば、問題なく撮れる。

 今回ほど、旧友や、初めて出会った人(私が認識していなかっただけの人も居たかも知れません)も、これほど、友のエールに励まされたことはなかったです。沖縄から送る友、東京で迎える友。仁義の世界。いや、信義だろう。いずれにしても感謝です。

 今回製作した「沖縄から視る『安保3文書』ー基地・軍事力のど真ん中から」は、沖縄において上映する価値もあるでしょう。これは、私の自画自賛ではありません。視た、聞いた人が、目に焼き付けてくださいました。軍事オンパレードに目が点に。これでもかとばかりだったので、私自身も制作途上で、げんなりしていました。げんなりするところから、如何にするのか?! 

 面の皮の厚い奴らに突きつけるのは、大変です。「軍事ではなく外交を」、「戦うよりも愛しなさい」という以上、私たちが認識し直すことは重要です。

 私のような護憲派ではない人間が、戦争をさせない世田谷1000人委員会の学習会に呼んでいただいたのは、ありがたいことでした。場を共にすることで、「相手を叩き、自己正当化の文化」を精算し、何を共有化すべきなのかを学び会うことがまずもって大切でしょう。

 仲介してくれた世田谷市民運動「いち」のSさんが、注意点のメモをくれましたが、不安だったようです。私はその注意点をよく読み、「大丈夫よ」と言っておきました。不安に思うのも承知の上ですが、10年前の私と、いささか変っている。特にここ2,3年の間に総括を進めてきました。まだまだ考えが足りていませんが…。妹が話した「『我々は』を主語とする発言をやめませんか」という提案は重要でしょう。この「我々は」に何を含意しているのかは、様々でしょうが、ついつい「我々は」にしか了解できないことを言っているのではないかと、妹は危惧していました。

 もっと拓いて、具体的な痛みを痛覚する事を優先していきたいものです。私は、無党派、党派、無党派と立場が変りましたが、ノンセクト・ラディカルも、「我々は」を明らかに含んでいます。この体質を簡単に乗り越えることはできませんが、組織的な発想に捕らわれず、生身の人間の痛みを常に想起していきたいものです。

 外を見ると視界がやや広がってきました。昼飯を作りましょう。13:14



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