ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

【拡散願います】昨日、私はベストを入れ替え、布団を干しました(20221214)

2022年12月14日 | 沖縄暮らし

 おはようございます。今日も曇。昨日ベストの夏物と冬物を入れ替えました。少し晴れ間も出たのでようやく布団を干しました。お陰様で暖かく眠れました。考え事をしながら寝たのですが、途中、目覚め起きることもなく。

 今日の沖縄タイムスの一面は「防衛増税 復興所得税を延長」等と出ています。「先制攻撃能力」の保持・実戦化は私たちの明日をめちゃくちゃにしていきます。先に書いたような衣類の入れ替えとか、ぬくい布団で寝るとか不可能な日々がやってきます。爆撃に脅え、飲み物や食べ物もなく、寒さに震え、恐怖と命令におののく。私たちの先輩が体験させられたことです。今、ウクライナの人々が体験させられていることです。

 昨日、嘉手納町で、土木工事中、迫撃砲に重機が触れ、黄リン弾が破裂。1名が緊急搬送されています。命に別状はなかったようで、安心しましたが、77年経っても沖縄では起きています。

 皆さん、少しは想像力をもってください。膨らませてください。戦争はリアル。過酷さはリアルに現れます。人間の恥部が出てきます。「抑止力」なることばから、何一つ戦争をイメージできないかもしれません。しかし、先制攻撃したら当然反撃されます。ドカーンと吹き飛ばされる。その証拠は今時の地対空、地対艦ミサイル等は車両に載っています。同じ場所から連続して撃てば、反撃されるから場所を変えるのです。武器じたいが反撃を織り込み済みなのに、政治家はそこに一言も触れない、無視。

 ベストを入れ替え、布団を干す、自分の好きな歌を聴く、美味しい料理を作って食べる、飲む。こんな当たり前のことが自由にできなくなります。原発が壊されて逃げ惑うことすら、政府によって、秘密にされ、禁止されてしまいます。私たちが想像力を働かせるためには歴史から学ぶことが重要です。その前に何よりも自分の暮らしを見つめ直すこと。この食べ物は誰が作ってくれたのかとか。私たちは、スマホ一つで生きていくことはできないのです。スマホは食えない、飲めない。電波・通信機能が壊されたらオシマイ。



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