ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【補足・訂正】金武湾(きんわん)の海中道路を行き、平安座(へんざ)島へ(20241130ー②)

2024年12月04日 | 沖縄島中南部

2024年11月30日(土)曇り ②

 平敷屋(へしきや)から海中道路に出るのだが、「27番バス」が直ぐ来そうなので、しばし待つ。来ました。どこで下りるのかわからず、つい手前で下りてしまった。「屋慶名西」か。いずれにしても海(北)側に出る。

海中道路入り口辺りにあった横断幕。11:41

11月20日から宮城島でも始まったという辺野古埋め立て用土砂の搬出への反対の横断幕だ。みんなに知っていただきたいが、ここを走るのは観光客と石油備蓄基地関係者が大半だろう。住民の反応はどうだろうか。

東に向かう。

海中道路を行く。右が藪地島。左奥が津堅島。土砂運搬船が沖を通る。11:54

海中道路だが、この橋の下など限られたところだけが、海流が流れている。11:55

斜め横から平安座島を見る。11:57

石油備蓄のタンクが見える。

反対車線の奥に鳥人か? 12:10

12:12 浜比嘉島西側。

私はこの道を歩くのは2度目だ。車道を車がビュンビュン飛ばしていく。こちらの伸びやかな景色と余りにも不釣り合いだ。

もうすぐ平安座島だ。12:46

右側。南を振り返る。右が藪地島。左奥が津堅島。12:56

 

12:59 右側、浜比嘉島。この下は、小型船ならば通行可。

数年前、あそこの奥に行ったのだ。

13:08 右手に浜比嘉島。

天気が余り良くないので、平凡な海の色だ。

海中道路で塞がれた金武湾は、悲しからずや。こっちは外側だけど。

平安座島に着いた。平安座島の殆どは石油備蓄基地に盗られてしまっている。集落はここ与那城平安座のみだ。13:25

浜比嘉島に渡る浜比嘉大橋の基部に公園があるが、もはや読めない。13:50

ここで昼食。

与勝消防署平安座出張所。13:56

住民は少人数だが、この消防署の大きさは、石油備蓄基地があるからだろうが、備蓄基地側の消防態勢は如何に。

遊ぶ気分の私は先を急ぐ。

道沿いに行く。

右側に海。珊瑚礁の海特有の岩礁があちこちに突き出ている。どうやって、登ったんだろう。14:02

右側の岩礁。かわいい。14:08

14:08 海が岸壁で全く見えない。「令和への期待」って? どういう意味だか、皆目わからぬ。何かいいことあるのかなぁ?

うるま市内の子供たちの作品だ。ぼちぼち見ながら行くしかない。

14:10 「ジュゴンを守りたい」。いいね。

昔はこのへんにもジュゴンは居たようだ。

14:24 絵とアダンと空。晴れてきた。

前の絵の下側。14:26 

陽光を浴びて元気はつらつな子どもたち。

絵画道路は2500mほど続いた。

この流れを挟んで、平安座島と宮城島が別れている。14:38

正面のタンクは、沖縄石油基地のタンク。

対岸は宮城島。漁港か。14:43

宮城島に渡る橋の袂に沖縄石油備蓄基地株式会社の正門ゲート。14:45

株式会社なんだ? 知りませんでした。石油だから株式会社というのは理解できるが、完璧な民間会社(COSMO系)だとは、知らなかった。恥ずかしながら。

平安座島手前にある沖縄ターミナル原油基地は、JX日鉱日石エネルギー株(出光興産ー50%、JX日鉱日石エネルギー株ー25%、共同ターミナル株ー25%)

2つの民間企業が牛耳っている島なのか。しかし原発も然り。エネルギーに「公共性」はないのか。民間・自由主義の権化か。

だってさ! 14:46

この奥を渡ると宮城島。渡りましたが、画廊らしき場所は見えない。困った。電話したが、かからない。使われていないと。

与那城桃原の集落は小さいので1周してみる。

ここまで歩いてきて、ないじゃないだろ。15時だぜ。

ここまで歩いた距離約10km。約3時間。

③に続く

 

 

 

 

 



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