ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【補正】長崎県川棚町石木川流域に座り込み(20210326-①)

2021年05月07日 | 「公共工事」を考える

 大変ブログにあげるのが遅くなりました。申し訳ありません。

 私たちが長崎県川棚町に向かったのは、昨年12月に続いて2度目。肝心要の石木川流域、川原(こうばる)での座り込みについて書いておきます。工事がかなり進んでいるとか、裁判があるとか(3月25日)で、もう一度行くことにしました。「公共事業」って、何様なの?!

 で、もしかしたら早朝から工事が始まっているかもというので、5:30に起きて、現地に早く行くことにしました。今度は道に迷わず。

桜が咲いていました。桜がお墓を守っています。ここは人が住んでいる村です。6:57

工事の音は聞えてきません。

誰もいない。拍子抜け。しかし工事の前線が前のめりになっている。7:03

誰もいない間に辺りを窺う。前面の森は伐採が進み、見晴らしが良くなった。7:09

こういう見晴らしの良さは歓迎できない。自然が壊されたのだから。

朝の光が眩しい。7:45

林からアカゲラかアオゲラが幹をつつく音(ドラミング)が聞えてきた。懐かしい音だ。

この頃、こちらの方が来て座り込みの下準備を始めていた。

座り込みが始まる。8:10 このブルーシートは長崎県がかけたようだ。この中はパイプで組まれおり、土砂が押し込まれている。出て行けということらしい。

私たち3名も配置につく。8:10 思ったほど寒くない。

工事現場に上がっていくローラー。業者のお出ましだ。8:12

長崎県の現場監督(右)。白い作業服ということは、監督業務だからだろう。汚れない。8:58

長崎県職員は高見から動画を撮っている。私も撮りますよ。

こういう仕草は何処でも同じ。基本的人権侵害の行為だ。彼らは人の家をどけ、生活の権利・生活圏を奪うというのだから、こんなことはへのかっぱ。9:00

下を向いて座ろう。皆さん集まってきた。9:02

長崎県の石木ダム建設現場監督が道に出るなとクレイム。かってな付け替え工事のために、「道に出るな」とは。人の家を水の中に埋めるための付け替え道路でしょうに。9:04

砂埃満載の業者の車が下りてきた。監督は交通規制か。9:06

見上げると長崎県職員が監視体制に入っている。右側が付け替え工事の道。9:06

正面下側。大変失礼ながら、監視業務はどこでみても情けない。 9:07

カメラと録音、忙しそうだ。 9:08

正面下側、いや崖の上。9:09

新しい座り込みの人がやってきた。Tさんがああだこうだと教えている。重機は動いていない。9:12

ロングスパンで撮る。

下側もロングスパンで撮る。奥は石灰岩の鉱山だ。9:16

Yさんはひたすら座り込み。微動だにしない。9:27

上から見下ろす長崎県職員。9:29

ここいらで私は前回(12月)の撮影ファイルを皆さんに渡した(回覧)。期待以上の反応があり、多くの人と意見交換できた。こういう作業を惜しんではいけないのだ。了解。また岩屋地区の移転せられたお墓にご案内戴いた。お墓は集団移転できるかもしれないが、古里の仏像などは寄せ集められて哀れだと私は思った(別稿)。

座り込み現場の上。11:04

このダンプは工事現場から出た土砂をここに捨てている(下の写真の現場の土砂)。

付け替え工事は森を壊す。木々をなぎ倒す。この何処が自然の保全なのだ? 私は目を耳を疑う。11:10

岩屋のお墓に向かった。付け替え道路工事中。11:16

こうして斜面が壊されていく。

座り込み現場に戻ると、ドローンが飛んでいた。12:24

いたいた! 12:24

このドローンはあちらのらしい。ここまで工事を進めていると示すため。

今日は、ここの重機は動いていない。12:46

落ち着かない昼飯に。(続く)

 



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