昨日で稲刈りの第一弾である、もち米の刈り取りと「ハセ」架けを終わった。最近では余り使われなくなったバインダー(「自動刈り取り結束機」というのだそうだ)の後をついて歩き、コーナーで方向転換をつるのは結構理からもいる。何せ物が20数年以上も前の機械で、作業開始前の点検を頼んだ業者は刈り取りの歯などに油を送るポンプが故障しているとのことで、今回は手差しで油を注いで乗り切った。しかもおとといは、刈り取りを始めて2周目でまだ乾いていない部分にはまってしまった。足場を運んで何とか抜け出したが、それで1日目の作業がだいぶ遅れるはめになった。
作業の途中で、田んぼの間いの堰を見るとミゾソバの花が咲いていた。ミゾソバはタデ科の1年草で、日本各地の水田や溝に生える。花がそばに似ているが、ソバが出来るわけではない。アカマンマなどといっしょの時期に咲く秋の花の一つだ。写真はスマホで写したものなので、花はあまりはっきり写っていない。
明日、依頼してあるコンバインが入るので、コンバインの旋回が可能なように田の四隅を刈り取る作業をする。これは、稲刈り用のぎざぎざのついた鎌でやるまったくの手作業。今年のコメ作りの作業はあと少しである。