胡椒は14世紀~16世紀にかけて、琉球の大交易時代に於いて、東南アジアに交易船を走らせて
いた時代に入って来たものと思われます。そのルートは琉球を経由して朝鮮、中国そして日本に
広がっていった物といわれています。原産地はジャワ、スマトラの東南アジア方面です。
大島筆記によると『胡椒は本唐にても無き物也』と記されています。
又、「南海の大国 琉球の世紀 東アジアの中の琉球」によると、胡椒が朝鮮に伝来したのは
1389年琉球國中山王 察渡王(サット)が高麗王辛昌のもとに遣わした使者の献礼物の中に
「蘇木600斤、胡椒300斤」が含まれていた記されています。
そしてその時代琉球には、大島筆記によると、「草撥多し、蔓性にて土筆(つくし)のようなる実を結ぶ、
花は無し、蒸して貯え胡椒なようにして伝えり」とある。現在の島胡椒ピィパーズ(ヒハツモドキ)が
当時から存在していたと思われる。
石垣島では八重山そばには欠かせない香辛料として深く親しまれている香辛料、
(=島胡椒 ピィパーズ)の作り方について昔から伝わる方法にて紹介してみたいと思います。
沖縄ではピィパーズの実は7月ごろから翌年の1月ごろまで収穫されます。
※3分から8分程度赤みかあかったころに摘み取ります。冷凍保存で保存が可能です。
作り方
①実を摘み取り蒸します。
②生実を蒸す(成分を流失せず留め置く)
③天日干しで水分を蒸発させカチカチに乾燥させる。(日持ちを良くするため)
④からいりして残留水分を発散させるのと香り成分を引きだす。
⑤スリバチにて粗びき粉砕して保存し、料理に活用する。
※現代は文明の利器ミルサーがあるので粉末にして貯える。
その工程を下記のように自家製で作成してみました。
ピィパーズの生実
蒸す工程(沸騰して5分程度水蒸気で蒸す)
乾燥工程(天日干し約1週間から2週間))
乾燥実の状況
からいりして残水分を飛ばす(焦がさないように気を付ける)
すり鉢で粗びき胡椒に仕上げる(出来上がり)
現代風の破砕機ミルサーで粉末胡椒に仕上げる
フルイ器でお好みのに粉砕する
出来上がり粉末胡椒 ピィパーズ
いた時代に入って来たものと思われます。そのルートは琉球を経由して朝鮮、中国そして日本に
広がっていった物といわれています。原産地はジャワ、スマトラの東南アジア方面です。
大島筆記によると『胡椒は本唐にても無き物也』と記されています。
又、「南海の大国 琉球の世紀 東アジアの中の琉球」によると、胡椒が朝鮮に伝来したのは
1389年琉球國中山王 察渡王(サット)が高麗王辛昌のもとに遣わした使者の献礼物の中に
「蘇木600斤、胡椒300斤」が含まれていた記されています。
そしてその時代琉球には、大島筆記によると、「草撥多し、蔓性にて土筆(つくし)のようなる実を結ぶ、
花は無し、蒸して貯え胡椒なようにして伝えり」とある。現在の島胡椒ピィパーズ(ヒハツモドキ)が
当時から存在していたと思われる。
石垣島では八重山そばには欠かせない香辛料として深く親しまれている香辛料、
(=島胡椒 ピィパーズ)の作り方について昔から伝わる方法にて紹介してみたいと思います。
沖縄ではピィパーズの実は7月ごろから翌年の1月ごろまで収穫されます。
※3分から8分程度赤みかあかったころに摘み取ります。冷凍保存で保存が可能です。
作り方
①実を摘み取り蒸します。
②生実を蒸す(成分を流失せず留め置く)
③天日干しで水分を蒸発させカチカチに乾燥させる。(日持ちを良くするため)
④からいりして残留水分を発散させるのと香り成分を引きだす。
⑤スリバチにて粗びき粉砕して保存し、料理に活用する。
※現代は文明の利器ミルサーがあるので粉末にして貯える。
その工程を下記のように自家製で作成してみました。
ピィパーズの生実
蒸す工程(沸騰して5分程度水蒸気で蒸す)
乾燥工程(天日干し約1週間から2週間))
乾燥実の状況
からいりして残水分を飛ばす(焦がさないように気を付ける)
すり鉢で粗びき胡椒に仕上げる(出来上がり)
現代風の破砕機ミルサーで粉末胡椒に仕上げる
フルイ器でお好みのに粉砕する
出来上がり粉末胡椒 ピィパーズ
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