栗林公園の秋のライトアップは 今年は11/22-12/1。公園のブログや、知り合いのレポートでは結構期待できそうだが、今年訪問できるのは、11月30日の夜だけ。
仕事を5時半で終えて、まっすぐ栗林公園へ。北口駐車場に一台だけ空きスペースがあったのでそこに停めてパスポートで園内へ。思ったほど寒くはないので、会社のジャンパーのまま、靴だけをスニーカーに履き替えた。装備はD5300に16-85mmのレンズと三脚のみ。
D5300を持ってきたのは、ISO感度を上げてシャッタースピードを稼ごうと思ってのことだが、実際にはISO200のまま、スローシャッターでの撮影になった。
肝心の紅葉は、すでに最盛期を過ぎている感があり、また色づきの悪い木もある。しかし今年のライトアップはうまくセットアップされているようで、昨年より鮮やかに感じる。風も穏やかで、水面に映る絵もくっきりしている。
D5300はレリースモードの切替やRAWの追加をFnボタンで出来るのだが、慣れないものでボタンを探るのに時間がかかる。ライトを持ってこなかったのを少し後悔した。最初は左だけ手袋をつけていたが、これも外した。絞り優先モードでの撮影だが、プレビューで見ると明るすぎるのでマイナス補正をかけて、何枚か撮ってみる。気に入った絵の場合にはRAWを追加する。
何度か遊覧中の和船を撮るチャンスがあったのだが、スローシャッターの設定の為撮影失敗。あらかじめ場所を決めて、高速設定で待つべきだったのだろう。
天候がいいせいか、例年より人が多いように思う。なかなか思うポジションが取れなくて、ベストポジションをあきらめることも数度あった。
ひとまわりして、日暮亭まで戻ってくる。昨年も帰路に撮りなおしたが、やはり二度目に見ると少しイメージが変わって見える。
時間は8時を回っている。そろそろ戻らなくてはと思い、正門わきの銀杏を撮りに行く。ここに載せるのは、落ちた葉の絨毯。
北口に戻る途中、枕流亭脇のポイントでもう一度三脚をセット。足を延ばさず、低い視点からの撮影。
公園を出たのは8時半を回っていた。のんびりしたつもりはないが、やはり今年のライトアップは出来が良くて、撮りたいシーンが多かったようだ。