12月8日(日) 朝3時起床。窓を開けて空を見ると、曇り空。朝日を撮りに行くつもりだったのだがこれは無理かなと、気持ちがなえそうになる。しかし今日一日を無駄にするわけにもいかないので、準備しておいた装備を積み込んで出発。
徳島県に入ると、星空が見えはじめる。日和佐を過ぎ、南阿波サンラインの展望台で小休止した頃には、真っ黒な空に星空が綺麗だった。
目的地の大砂海水浴場に着いたのは6時。水平線付近に雲がないのを確認して、これは期待できると思いながら、30分程仮眠。
三脚を2台セットし、D300と28-300mm、D5300に120-400mmをそれぞれ取り付ける。SigmaのレンズはD5300に対応しておらず、オートフォーカスと手ぶれ補正が機能しないと聞いていたが、確かにSigma120-400mmはD5300でAFは効かないようだ。折を見てSigmaに送ってバージョンアップしなくては。
D5300はマニュアルフォーカスで動画撮影を行うとし、D300sでの撮影開始。
夜明け前の静かな光景。波の音だけが聞こえてくる。
水平線から太陽が顔を出す。想定した通りの場所だ。
見ているうちに、見事なダルマになる。
あっという間に太陽は水平線を離れてしまった。
今回の成果は動画撮影。まだ操作に慣れていなくて、最初から撮れなかったのが残念。
陽が登り切ったので、少し南に足を向けてみる。海沿いの信号のない道を気持ちよく走り、高知県内へ。曇りがちの空で、穏やかな波。波をバックに、道沿いのススキを撮ってみたが、あまり絵にならない。雲間から光の筋が見えるのもいい感じだが、これもうまく撮れなかった。
昨日立てた予定では、この後祖谷方面の滝を訪れる筈だったが、ある理由から早めに帰った方がよりと思い、帰路につく。この判断は結果的に正しかったのだが。
今日の走行距離は373km これだけ走って、見たのはだるま朝日だけ。しかし、今までで最もいい条件で、イメージ通りのものが見られたのだから、十分。あとはイメージ通りに撮れる技術を身に着けることだ。