週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

今年も見事 まんのう町のしだれ梅

2012年03月26日 | 自然写真 季節の花

 2012年3月24日の修正UPです。

 昨年見て以来、お気に入りとなったまんのう町・M邸の枝垂れ梅。梅の見頃は昨年より遅れているので、タイミングが難しいが、OLIVEさんのHPで19日に見ごろをむかえた写真があったので、見に行こうと思った。今日も出勤だが、丸亀に所用があったため、早めに切り上げて、少し足を延ばしてみた。

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 高松を出る頃は雨だったが、時折日差しがのぞく。満濃町に着いた時には部分的に青空が見える程度。観梅にはいい条件とはいえないが、やはり枝垂れ梅は見事だった。

 枝垂れ梅の周りには、椿・白梅・サンシュユなど、色とりどりで、組み合わせるといい絵になると思うのだが、今ひとつ決まらない。晴天であればもう少し・・・と思うのだが。

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雨の滝巡りⅡ 大洲・轟の滝

2012年03月20日 | 自然写真 滝

3月18日 三杯谷の滝よりつづきです。

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 もと来た道を戻り、県道56号に合流した後、河辺川沿いに南下する。河辺川に落ちる沢のいくつかは、小滝となっており、覗き込んで興味を魅かれると、停まってカメラを取り出す。右の写真は川の対岸に見えたもの。雨の後だけに見える滝かもしれないが、かなりの落差がある。秋の紅葉時期に、この水量があったら面白いかもしれない。

 鹿野川ダムでR197に合流し、そのままダム湖沿いを走り、久下トンネルをくぐってすぐ右折。大谷川沿いを数分いくと、轟の滝の説明書きと轟竜王大神社の鳥居。少し先のスペースに車を停め、滝への遊歩道を降りる。

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 上段の小滝は道沿いに見える。増水したため、かなり迫力がある。轟の滝の滝口を見下ろす所から、降りていく階段がある。 石でできた階段だが、少しぐらついているようだ。

 道沿いにある滝を、覗き込むようにして降りていく感じは、四万十市の白綾の滝を思い出す。あちらの滝は道から全景を見る事が出来たが、この滝は道から見る事は出来ない。それでも轟音に導かれるように降りていき、滝が見えてくるワクワク感がたまらない。

 左岸からせり出した岩で流れが変わり、滝の中程を隠している。Checkした写真とはかなり印象が異なって感じたのだが、増水して濁った水のせいだろう。

  写真では明るく見えるが、実際にはかなり暗い場所である。天候のせいもあるだろうが、早いシャッタースピードが使いづらい。

 増水した水の流れが白く明るいせいで、カメラの露出設定が決まらない。同じように写しても、暗すぎたり明るすぎたり・・・。

Photo

Ds3_8863 右の写真は、この場所で撮った一番のお気に入り。葉の光加減など、もっと工夫できればと思うが、こういった構図を今後も狙っていきたいと思う。

  今日訪れた滝は、増水したおかげで立派な流身を見せてくれたが、滝壺が濁っていたのが残念。また時期を選んで訪れてみたい。

  轟の滝を後にしたのは14時半。ほぼ予定通りの時間である。内子五十崎から高速に乗り、まっすぐ帰宅。帰宅したのは17時前。

  大洲方面を訪れた時は、出来るなら夕焼けを見たいと思う。そういう機会を作れるのは連休しかないだろうから、次の大洲遠征は、日程調整をしてこよう。

 

 今日の走行距離433km 6,463歩

 

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春雨滝巡り 三杯谷の滝

2012年03月19日 | 自然写真 滝

3月18日 十六日桜のつづきです。

 高昌寺訪問を決めた後、大洲方面の行きたいところをいくつか選んでおいた。雨模様なので五郎河原の菜の花はパス。未訪瀑の滝を求めて山間部へ向かう。

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 県道56号を東南方向へ。快適な2車線の道が、御祓小を過ぎてから細い山道に。離合するのが困難な道を登っていくと、眼下に雲海が見渡せる。写真の場所は内子町と大洲市の境界近く、大森山の北西斜面からだったと思う。

 大洲市河辺町に入り、県道245号に入ってしばらく行くと、道の左側に「赤子滝」の標識。

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 小さな沢の奥に滝が見え隠れしている。整備された階段を上っていくと、前方に廃屋の様な建物と、その奥に滝。道路から見えていたのは、下の小滝の様で、先に見える赤子滝は思っていた以上に立派。最近雨が多かったせいだろう。

 沢に降り、正面から滝に接近。大きな岩が転がっているので、濡れることなく滝前に出られる。

 「裏見の滝」と呼ばれるように、真ん中辺りの段差にもぐり込めば滝を裏から見る事ができそうだ。先ほどの遊歩道は裏見の段に通じているようなので、まず滝下からいろいろ撮影してみる。

 こういう滝は、正面、左岸、右岸、上部、下部で表情が違うので撮りがいがある。

 後で調べると、廃屋の様な建物は、滝見用の休憩所らしい。滝の裏側に入ろうと思ったが、滑りやすそうな場所なので、やめておいた。

Photo

  赤子滝を後にしたのは正午前。いいタイミングである。次の滝で食事ができる。

Ds3_8784 1km少し走ると、道路右側に「三杯谷の滝入口」とある。少し先のスペースに車を停め、スリングバックに装備と昼食を詰めて、滝へ向かう。先ほどの入り口とは違うところに、龍神社への降り口があったので、そこから降り始める。滑りやすい木の階段を下り始めてすぐ、眼下に見事な滝。
 

 深い穴の底に降りて行くような雰囲気は、高知・中追渓谷の「しゃくぜんの滝」に似ている。但しあちらの滝には遊歩道はない。

 滝正面にある屋根付橋「龍神橋」は絶好の滝見台である。とはいえ、どこでも同じだが、滝見台からの絵は当たり前すぎる気がする。

 増水した三杯谷の滝は迫力があるが、滝壺が濁っているのが残念である。正面からよりも、少し斜めから見る姿が、気に入った。

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 滝を見ながら龍神橋の上で昼食。上手い食事の第一条件は雰囲気であると、こんな時いつも思う。

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 橋を渡って、左岸側を少し降りると祠がある。そこから見た龍神橋もいい感じである。

 両側が切り立った岩壁と、その底を流れる渓流。水音と鳥の声だけが聞こえる、別世界の雰囲気。

 ここは「坂本龍馬 脱藩の道」として最近有名になっているそうだが、龍馬の時代なら、この道はもっと険しく、暗く、人気のない道だったろう。少し激しくなった雨のの中、一人でいると、少しだけタイムスリップしたような気分になれた。

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そのまま渓谷を下り、龍馬脱藩の道の札を辿って道を登ると、さっきの滝入口に出た。脱藩の道は、いまの車道とは違う、崖沿いの険しい道のようだ。その時代の風景を見てみたいと、何故か思ってしまった。

 三杯谷の滝を後にして、次の目的地へ。近場でもう一か所寄るのが時間的に限界。次も未訪瀑の滝だし、水量にも期待できる。

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雨にも負けず 十六日桜

2012年03月18日 | 自然写真 季節の花

 先日、KAWAさんのブログで高昌寺の十六日桜が紹介されていた。松山市御幸町にある十六日桜は、元々あった龍穏寺の十六日桜とは異なるという記事は読んだことがあったが、その名残を留めている桜があるということを、初めて知った

 雨予報だが、ちょうど今が見頃の筈なので、思い切って出発。出発時の高松はまだ曇りだったが、愛媛県に入ると雨。松山を過ぎるといつものように霧が立ち込めてくる。内子五十崎で高速を降り、ナビの指示通りに走る・・・と、愛媛GC方向に向かっていく。しかもその道は高昌寺の手前が崩れて通行止め。国道まで戻って、地図を頼りにお寺に向かうと、その道は観光客用のルートで、道を開けてもらいながらなんとか到着。駐車料を払って車を停める。無料の駐車スペースもあったが、開花しつつある桜の下だったので、無粋な真似はよそうと思い、300円を払って正規の駐車場を利用する。

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 寺に入る前に注意をひくのは「ねはん像」。全長10m、200t、日本最大の石涅槃像だそうだ。屋根で囲っただけの屋外石仏なので、よく目立つ。お寺の全景写真の中でもすぐにわかるようだ。。

 平成10年に安置された新しいものということなので、私としてはいま一つ

重みを感じない。

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 門をくぐってすぐ、淡い桜の木が迎えてくれる。ヒガン系の早咲き桜の様で、満開まであと少しといったところだろうか。

 帰りに気がついたことだが、この桜は香りが結構強い。新居浜の明正寺桜(善通寺の涅槃桜も同じ)と同じ種類かもしれない。最初に気付かなかったのは雨のせいだろうか。

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 境内に入ってすぐ、右手に紅の桜が目につく。これがお目当ての十六日桜。

 正式には「孝子桜」と呼ぶらしい。昨年見た十六日桜は淡い色だったが、こちらは紅といっていいほど濃い色である。雨のせいか、花が全部下に向いていしまっているが、より一層紅色が濃く見える。

 思っていたより小さな木だったが、この濃い色の花は、見ごたえがある。晴れていたらどんなふうに見えるのか、来年以降のお楽しみとしておこう。

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Photo

 

 寺の周囲を歩いてみると、お寺の奥は墓地になっている。新しい供花と、参拝客を見て、彼岸であったことを思い出した。帰ったら、墓参りしなくては。

 駐車場を出て、まっすぐ進むとすぐ国道に出た。新しい道が出来ていたようである。次回は楽に来られそうだ。

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ミクロの楽しみ バイカオウレン

2012年03月12日 | 自然写真 季節の花

 3月11日 雪割桜の里 の続きです。

 桑田山・雪割り桜の次はバイカオウレン。先週のおいわさんたちの行程を辿るみたいである。バイカオウレンというのは、先週おいわさん・KAWAさんが相次いで紹介していたので、興味を引かれた花である。それまではまったく知らなかった花である。野草については、何度教えられても覚えないし、被写体としてもあまり興味をそそられなかったのであるが、マクロレンズを手にしてから少し見方が変わってきた。先週の福寿草で、マクロレンズの楽しさを知ったので、せっかくの機会だから寄ってみようと思った。
 土佐加茂駅の裏山と聞いていたので、まず駅を目指す。案内板くらいあるだろうから、行けばわかるくらいの気持ちである。駅についてまず、駐車スペースに困った。駅の駐車場は月極になっているようだ。一度通り過ぎて引き返してくると、駅横の空きスペースに停めている人がいる。これ幸と、その横に入れさせてもらった。
 ナンバーは倉敷ナンバーである。ということはこの方もバイカオウレン目当てか? と思っていると、降りてきたのは年配の四人組。皆デジイチを持っている。これは間違いない、同行させてもらおうと声を掛ける。
 「倉敷から、バイカオウレンですか」「そうです。そちらも?」「はい」「車を見てそうじゃないかと思いました」香川ナンバーの車がこんなところに車を停めるのだから、目的は推測できたということで、お互い様である。
201203111018_208  駅から少し東に歩き、踏切を渡って山道に入る。殆ど毎年のように来ているそうだが、一年ぶりだから「この道だったか?」のせりふが出てくる。会話に混じっていると、この四人の方は、野草中心で撮影されている様で、普段は別行動だが、花は時機があるものだから、一緒になることも多いとか。四国と中国地方では、バイカオウレンも少し違うとか、どこでどんな失敗をしたとか、楽しい会話を続けていると、前方からカメラを抱えたご婦人が降りてくる。        
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「もう終わってますね。残念です。」続いてておりてこられたご婦人も「少し遅かったです。」
 先週は見頃だったようだから、花の命は短くて・・・といったところだろうか。
 先頭を歩いていた人が、ザックをおろし、カメラを取り出す。目的地到着のようだが、案内板がない。撤去されてしまったようだ。これでは一人で来たら絶対判らなかった。幸運に感謝!

 

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 細い沢沿いにロープで区切って道が作られている。少し進んでやっと一輪の可憐な花を見つける。かたまって咲いているものは見当たらず、目を凝らしてやっと見つけられる程度しかない。「今回は群生は無理みたいだ」といいながら、一人が奥に進んでいく。ここからは皆思い思いに撮影していくようだ。

 皆さんのカメラはCanon、Nikon、Pentaxとさまざま。ただレンズはみなマクロレンズである。見方感じ100mmの望遠系マクロレンズのようだ。

201203111042_229  皆座布団を(カメラ用だよ)をおいて、その上でカメラを構える。被写体との距離は10cm程度。写し始めると、皆無言で、被写体に集中している。

 今回はマクロ撮影用に秘密兵器がある。昨日ついたばかりのミニ三脚、SLIK MINIⅡである。Amazonでプリンタインクとフィルターを注文した際、お勧めとして出てきたのだが、1,473円と安かったので買ってしまった。昨日到着してすぐ出番である。

201203111046_234 この三脚の荷重は1kg。D5000とマクロレンズなら十分。このSIGMAの50mmマクロレンズはモータ内蔵でない為、D5000ではAFが効かない。バリアングルモニターを開き、マニュアルでピント合わせ。そしてリモコンでシャッターを切る。

 道の一番奥まで進むといくらかまとまって咲いていたが、群生というには程遠い。

201203111057_248  道を戻っていくと、一部陽が射しこんできている場所がある。モニターの中で葉影が動くのが面白かった。

 皆それなりに満足して、引き上げることに。帰りながら話を聞いていると、座布団を使っていても、手持ちではやはりピントがぶれるので、数を撮ることになるそうだ。こういう会話ができるから、同志との出会いは楽しい。

 雪割り桜を見てきた話をしたら、ついでだから寄ってみたいというので、地図を渡した。広角レンズを持ってきていないとか言いながら、皆楽しそうだった。いい人たちに出会えたと思う。

 時刻は昼前。他に回ってもいいのだが、花粉症が目にきている。目薬を忘れたうかつさを呪いつつ、帰路に着く。雲が覆ってきて、晴れ間が見えなくなったのも、引き上げる理由の一つ。

 香川まで帰って晴れていたら、幾つか寄るところを考えていたが、あいにくの雨模様。仕方なくまっすぐ帰ったので、14時前には帰宅。

 今日の走行距離324km 6,813歩。すっかりマクロ撮影の楽しさにはまってしまった。

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