週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

雪割り桜の里

2012年03月11日 | 自然写真 季節の花

 3月11日、天気が良ければ栗林公園の梅もいいと思っていたのだが、昨日、冬用タイヤから元のタイヤに戻したこともあり、青空を求めて高知遠征。

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 目的地は佐川の雪割り桜。先週、おいわさん達が訪れた際には、まだ三分咲き程度だったそうなので、そろそろ見頃かと思う。

 5時半出発。途中南国SAで休憩して、須崎東ICで降り、R56を北上、R494へ分岐してすぐ、「桑田山・雪割り桜の里」の看板があり、それに従って山道にはいる。

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  対向するのに苦労しそうな細い道を10分程度とすすむと山肌に目をひく濃いさくら色。駐車場設備があるが、桜はずっと上方に続いてるようなので、通り過ぎて先を見に行く。だが、その先に駐車スペースはなく、道は更に細くなるので、諦めて引き返す。駐車設備といっても10台程度だろう。脇に売店の準備をしており、停まっている車は2台だけ。

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 D300sに50mmマクロを、D5000に28-300mmを付け、予備バッテリーとメモリーカードをウエストポーチに入れて、散策道を登り始めた。

 ここを目指した理由の一つは、おいわさんのレポートに、桜の下の菜の花があったから。思った通り、ピンクと黄色が青空に映える。

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 散策道の脇、何ケ所にかベンチがあり、ちょっとした休憩所になっている。カメラを(レンズを?)使い分けながら撮影しているのでゆっくりのペース。やがて次々と訪問者が到着し、登ってくる。

 私より先に来た人らしい人が降りてきた。、一眼カメラを抱えており、「いいのが撮れましたか?」と声をかけてくる。

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 菜の花の下で腹這いになったり、水路に入り込んで撮影していた私を見て、いっぱしのアマチュアカメラマンに見えただろうか。

 マクロレンズでの撮影は、手持ちではやはり難しい。同じシーンを何枚も撮影しては、その度、プレビュー画面を確認する。

 花のアップも面白いが、今回は逆行気味に花弁を透かした絵が気に入った。

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 降りてくると、下のほうの休憩所に、小さなやぐらが組んである。近づくと、そこに陣取った人が、「ここはいいよ~」と声をかけてくれた。話を聞いていると、あちこちでの撮影経験が豊富なようで、ここでの写真も何点か下の売店で掲示されているそうだ。「ここは早い時間に来ないと人が混んでくるよ」と言っておられたが、すでにかなりの数の人が、思い思いの場所で写真を撮っている。

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 車に戻り、前の売店をのぞいてみる。掲示された写真では、雪を被った桜の写真があった。
雪割り桜は、種類的には椿寒桜らしいが、雪景色の中で見る花は雪割り桜の名がふさわしい。出来るなら、いつか雪景色の中の雪割り桜を見てみたい。

 
 9時15分、雪割り桜の里を後にする。少し降りると、帰り道として別方向の表示がある。こちらから降りると、国道はすぐである。駐車場も用意されているようで、次に来る時はこちらに停めるべきだと思った。

 そして次の目的に向かう。

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春雨に煙る 才谷龍馬公園

2012年03月05日 | 自然写真 季節の花

 3月4日 福寿草の里 よりつづきです。

 大豊まで戻って昼食を取った後、向かったのは南国市の白木谷。初めて訪れる梅園なのだが・・・。梅園の場所はわかったが、車を停める場所がない。停められそうな路肩には、駐車しないように注意書きがある。かなり離れた場所に停められる場所を見つけたが、雨の中歩くのはごめんなので、仕方なくここはパス。予定外ではあるが、行ってみたいと思っていた場所へと行き先変更。

 国道まで戻り、旧道のほうへ逸れると、龍馬の姿を描いた看板が道案内をしてくれる。パシフィックGCわきをぬけ、山中へと進んだ先に、才谷龍馬公園がある。

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  雨の中煙るように、ピンク色の花が迎えてくれる。静かでとてもいい感じの場所である。

 この場所は、つい最近JJJさんがFBで紹介していた場所で、坂本龍馬の先祖の墓がある。

 龍馬が使った偽名「大濱」は先祖の姓、「才谷」はこの地に由来するそうだ。ちなみに、この梅園は、「才谷梅太郎」にちなんで、後から植えられたものらしい。

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 雨に煙る梅園も印象的だが、雨露の滴る梅の花も見ごたえがある。

 下の写真は、ある偶然から撮れたもの。使っているSIGMAの50mmマクロレンズは、フードの先端にフィルターを取り付ける事が出来るので、PLフィルターを装着していた。PLフィルターの裏側が曇ったせいで、ソフトフィルターの様な不思議な感じになった。

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 この雨だから誰も来ないかと思っていたが、後から2組の訪問者があった。梅の評判を聞いての事だろうが、雨のせいか早々に立ち去ってしまった。
 帰ってから調べると、少し離れた場所から東屋のバックに梅園を入れた写真があった。とても印象的だったので、もっと周辺をまわっていい構図を探しておくべきだったとも思う。しかしながら、家族連れでは私の勝手ばかりはできない。

 14時過ぎ、才谷龍馬公園を後にして、帰路に就く。夕食の時間調整の為、高速を使わずR32を走る。途中、根曳峠で母が探していた「柚子」を入手できたのは、ラッキーだった。

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 16時半、栗熊の福成寺に寄る。寒桜の開花状況を確認するつもりだった。

 満開まであと少しといったところだが、すでに夕刻であり、メジロも少ない。持ってきたレンズではメジロを追い切れず、まともな写真はほとんど取れなかった。工事中の境内にある梅は、見事な咲き様だったので、こちらだけでも、寄った甲斐があったと思う。

 夕食をとって、帰宅したのは18時過ぎ。残念な天候ではあったが、今日の風景は雨ゆえであり、被写体としても楽しめた。母や妹も結構楽しんでくれたようであり、いい遠征であったと思う。

今日の遠征 305km 5,706歩。

 

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春雨に濡れて 福寿草の里

2012年03月05日 | 自然写真 季節の花

 3月4日 あいにくの雨模様であるが、久しぶりの親孝行で母親をつれて、季節の花を見に出かける。第一目的地は大豊の福寿草の里。

 出発したのは8時前。少し肌寒く感じたので、ダウンジャケットを放り込んで出発。高速を一路大豊へ。大豊のインターを出ると、後は看板が案内してくれる。日本の滝百選・龍王の滝へ向かう道を途中でそれ、南大王地区へ向かうが、途中の道は時折対向が難しくなるほど狭い。

 9時30分 福寿草の里・駐車場に到着。先行して駐車していた車は2台のみ。母と妹は傘を持って出るが、私はカメラを2台抱えるので、ウィンドブレーカーと帽子で傘は持たない。今日の装備は、D300sにマクロレンズを、D5000に18-200mmを装着し、ウェストポーチに予備バッテリーやメモリカードを入れて出発。手袋をどうしようかと迷ったが、邪魔になりそうなので持たずに出る。

 入場料1人300円を払って、遊歩道へ。斜面に所々見える黄色い花。さすがにこの天候では、花は殆ど開いていない。

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 今回はマクロレンズでの撮影をメインに考えている。開いてはいないが、水滴をまとった姿は、アップで捉えると、結構見ごたえのある被写体である。

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 最近マクロレンズを買ったおいわさんが、マクロレンズの難しさについてHPで述べられているが、私も今回実感させられた。

 マクロ撮影で、周囲をぼかしたものを撮ろうと思うと、ピントが合う範囲は極めて狭くなる。不安定な場所で、被写体に接近していると、自分の頭の揺れによって自分の意図したところから焦点がずれてしまうのである。本気撮影なら三脚使用というのを、改めて実感した。シャッター速度を早く設定できるので、三脚不要だろうと思っていた自分の甘さと経験不足を痛感。

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 撮影に熱中している私を置いて、母と妹は先に進んでいた。後から来た人たちが私を追い越していく。小降りとはいえ、皆傘をさしている中、カメラを2台使い分けながら、花にかじりついている姿は、熱心なカメラマンの姿に見える? 私以外にも傘を差していない人がいた。こちらも一眼を抱えたカメラマンだった。実際のところ、帽子とウィンドブレーカーがあれば雨はまったく気にならなかった。手袋をしている人もいたが、その必要も感じなかった。初めての福寿草撮影は、それほど私を魅了してくれたようだ。

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 上り詰めた先、神社脇の御接待所を覗いて見たが、母達の姿を見つけれらなかったので、先に降りたかと思い、道を引き返しながら、思いつくまま撮影を続ける。下りながら見ると、やはり違った絵が見えてきて、登りのときよりも多くの枚数を撮っていた。時折膝をついたり、肘をついたりしていたようで、あちこち泥で汚してしまっていたが、下に降りるまで気づかなかった。

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 あと少しで駐車場というところで、妹から携帯に「今どこ?」。聞くとまだ御接待所にいるという。居たのに気づかなかったようだ。これから降りてくるというので、駐車場近辺で、いろいろ実験。少し離れて、前景との圧縮効果を狙ったりしてみた。最近気になっていたのだが、18-200mmがAF時のピントが甘くなっている。特にD5000との組み合わせで、より曖昧になっている様なので、注意しなくては。

 母と妹が降りてきたので車に戻る。この頃には駐車場には20台くらいの車。マイクロバスが入り口を塞ぐように止まっているのには参ったが。

 帽子とウィンドブレーカーを脱ぐとぐっしょり濡れていたので、後部トランクスペースで乾かすように広げておいた。隣にテレビ局のものらしい車。妹の話では、御接待所付近で11時から撮影があるらしい。時計を見ると11時ちょうど。この天候でも、次々と観光客は到着している。程よく楽しめたので、満足して福寿草の里を後にした。

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