週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

大砂海水浴場より だるま朝日

2013年12月10日 | 風景写真

 12月8日(日) 朝3時起床。窓を開けて空を見ると、曇り空。朝日を撮りに行くつもりだったのだがこれは無理かなと、気持ちがなえそうになる。しかし今日一日を無駄にするわけにもいかないので、準備しておいた装備を積み込んで出発。
 徳島県に入ると、星空が見えはじめる。日和佐を過ぎ、南阿波サンラインの展望台で小休止した頃には、真っ黒な空に星空が綺麗だった。
 目的地の大砂海水浴場に着いたのは6時。水平線付近に雲がないのを確認して、これは期待できると思いながら、30分程仮眠。

 三脚を2台セットし、D300と28-300mm、D5300に120-400mmをそれぞれ取り付ける。SigmaのレンズはD5300に対応しておらず、オートフォーカスと手ぶれ補正が機能しないと聞いていたが、確かにSigma120-400mmはD5300でAFは効かないようだ。折を見てSigmaに送ってバージョンアップしなくては。

 D5300はマニュアルフォーカスで動画撮影を行うとし、D300sでの撮影開始。
夜明け前の静かな光景。波の音だけが聞こえてくる。

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 水平線から太陽が顔を出す。想定した通りの場所だ。

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 見ているうちに、見事なダルマになる。

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 あっという間に太陽は水平線を離れてしまった。

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 今回の成果は動画撮影。まだ操作に慣れていなくて、最初から撮れなかったのが残念。

大砂海水浴場よりだるま朝日 動画

陽が登り切ったので、少し南に足を向けてみる。海沿いの信号のない道を気持ちよく走り、高知県内へ。曇りがちの空で、穏やかな波。波をバックに、道沿いのススキを撮ってみたが、あまり絵にならない。雲間から光の筋が見えるのもいい感じだが、これもうまく撮れなかった。
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 昨日立てた予定では、この後祖谷方面の滝を訪れる筈だったが、ある理由から早めに帰った方がよりと思い、帰路につく。この判断は結果的に正しかったのだが。

今日の走行距離は373km これだけ走って、見たのはだるま朝日だけ。しかし、今までで最もいい条件で、イメージ通りのものが見られたのだから、十分。あとはイメージ通りに撮れる技術を身に着けることだ。

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紅葉シーズン締めくくり 慈眼寺

2013年12月03日 | 自然写真 季節の花

 12月1日 瑞応寺よりつづきです。

Ds3_2139  瑞応寺から10分程で、目的の慈眼寺。お世話になっているKENさんのレポートで知った紅葉の名所である。到着したのは11時前。駐車場はほぼいっぱいで、いつの間にか晴れ上がった空をバックに、大きな銀杏の木が迎えてくれた。

 人が多いのも道理、慈眼寺は紅葉祭りの真っ最中。昨夜まではライトアップも行っていたようだ。
入場料300円を払って中にはいると、境内は見事な庭園になっている。
 案内に従って先に本殿へ。屋内から見る庭は見事なもので、規模は先日訪れた足立美術館の庭に及ばないが、雰囲気としてはより私好みである。

 下の一枚は、そのうちの一枚。とてもいい雰囲気だったのだが、撮ったものではイメージが届かない。このシーンを気に入った絵にするために、今後腕を磨かなくては。

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 本殿から庭に降りる。紅葉はすでに最盛期を過ぎているが、建物とマッチしてとても味わいがある。
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 本殿を回り込んで裏庭へ。庭としてはこちらは本番のようだ。水の流れと小さな池、たたずむ東屋から聞こえてくる笛の音。日本庭園の素晴らしさをしっかり堪能させてもらった。機会があったらライトアップを見てみたい、そう思った。

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 入口と出口は別で、出口をくぐって振り向いた時の紅葉もきれいだったが、この美しさは、庭園内の美しさとは別のものだったと、写真をチェックしながら思った。

 少し未練を残しながら、慈眼寺を後にする。滞在時間は1時間程。

 寺を出て高速に戻る途中、見上げた山々は雪を被っている。まだ十二月に入ったばかりだというのに、山は冬の装いである。氷瀑を楽しむのは少し先だが、確かに秋から冬へと、季節は移っていく。

 当初の予定では金毘羅さんによるつもりだったが、少々疲れ気味なので、今日はこれで切り上げる。二つのお寺で十分以上に楽しんだおかげで、紅葉シーズンを締めくくることができた。

 高松に戻って、キタムラで届いていた商品を受け取ってから家に戻る。走行距離200km 6,116歩。今年の紅葉は、それぞれの場所で、最高の条件というわけではなかったが、自分のイメージというものが見えてきて、少し紅葉の味わい方が変わった気がする。




 
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紅葉シーズンの終わりは瑞応寺

2013年12月02日 | 自然写真 季節の花

 昨年訪れてから、お気に入りの場所となった新居浜・瑞応寺。山陰にあるこの寺門前の木々に朝日が射しこむとき、世界が変わるかのような印象を受けた。今年もそれを狙いたかったのだが、地区の河川敷掃除があったため、出発したのは8時半。陽の入る瞬間には間に合わないが、今年の紅葉シーズンの終わりを飾りたかった。

 瑞応寺に到着したのは、9時半過ぎ。寺門前は、陽の光が透けて赤く染まった木々が、淡い色の世界を作り出している。

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 寺門脇、池にかかる紅葉。
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 境内に入り、奥にある大銀杏の木。すでに葉の大半は落ちているが、昨年は見られなかった金色の絨毯を見ることができた。

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 大銀杏の脇にある小さな池。ここも撮影ポイントの一つだが、太陽が陰ってしまい、今一つ絵にならない。いろいろ設定を変えてみたが、思うような絵は撮れなかった。

 昨年は門前に数人のカメラマンが陣取っていたが、今日は皆境内を移動している。今日が初めての方、何度も来ているらしき方。お互いの情報交換は聞いているだけでも楽しい。皆それなりのポリシーのようなものがあって、それぞれの思いがある。私は、感動したシーンを残したいという思いからカメラにのめりこんだ。自分の写真とは何だろう・・・と、最近考えることがある。それだけいろいろな人に出会えたということだろう。

 瑞応寺に滞在していたのは約一時間。光の変化がなくなってきたようなので次の目的に移動。次は初訪問だが、やはり紅葉の美しい新居浜市のお寺。

 つづきます。

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栗林公園ライトアップ

2013年12月01日 | 自然写真 季節の花

 栗林公園の秋のライトアップは 今年は11/22-12/1。公園のブログや、知り合いのレポートでは結構期待できそうだが、今年訪問できるのは、11月30日の夜だけ。

 仕事を5時半で終えて、まっすぐ栗林公園へ。北口駐車場に一台だけ空きスペースがあったのでそこに停めてパスポートで園内へ。思ったほど寒くはないので、会社のジャンパーのまま、靴だけをスニーカーに履き替えた。装備はD5300に16-85mmのレンズと三脚のみ。

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 D5300を持ってきたのは、ISO感度を上げてシャッタースピードを稼ごうと思ってのことだが、実際にはISO200のまま、スローシャッターでの撮影になった。

 肝心の紅葉は、すでに最盛期を過ぎている感があり、また色づきの悪い木もある。しかし今年のライトアップはうまくセットアップされているようで、昨年より鮮やかに感じる。風も穏やかで、水面に映る絵もくっきりしている。

 D5300はレリースモードの切替やRAWの追加をFnボタンで出来るのだが、慣れないものでボタンを探るのに時間がかかる。ライトを持ってこなかったのを少し後悔した。最初は左だけ手袋をつけていたが、これも外した。絞り優先モードでの撮影だが、プレビューで見ると明るすぎるのでマイナス補正をかけて、何枚か撮ってみる。気に入った絵の場合にはRAWを追加する。

 

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 何度か遊覧中の和船を撮るチャンスがあったのだが、スローシャッターの設定の為撮影失敗。あらかじめ場所を決めて、高速設定で待つべきだったのだろう。
 天候がいいせいか、例年より人が多いように思う。なかなか思うポジションが取れなくて、ベストポジションをあきらめることも数度あった。

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ひとまわりして、日暮亭まで戻ってくる。昨年も帰路に撮りなおしたが、やはり二度目に見ると少しイメージが変わって見える。

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 時間は8時を回っている。そろそろ戻らなくてはと思い、正門わきの銀杏を撮りに行く。ここに載せるのは、落ちた葉の絨毯。
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 北口に戻る途中、枕流亭脇のポイントでもう一度三脚をセット。足を延ばさず、低い視点からの撮影。

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 公園を出たのは8時半を回っていた。のんびりしたつもりはないが、やはり今年のライトアップは出来が良くて、撮りたいシーンが多かったようだ。

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