またいつか

2011-08-29 | others
ボランティアセンターで朝の受け付けを済ますと、
センターの方に声をかけられた。
 
『明日で、この5階の、この雰囲気も終わりですので、最後に写真でも撮っていって下さい。』
 
ということで、撮らせていただきました。

そう言われてみると、なんだか名残惜しい、このマッチングルームの雰囲気。
 
色々すったもんだもあったな…
 
 
今回のボランティアを終えたあと駅前に行き、色々と物色してみた。
 
今までは、回数こなすために毎回なるべくお金を使わず節約して参加してきたが、
最後になるかもしれない今回は、
『がんばっぺいわき』のグッズを買った。
いつまでもいわきの皆の事を忘れないように。
 
 
帰り際に湯元でひとっ風呂浴びようと、始めていく日帰り湯に立ち寄った。

露天風呂に出ると、知った顔が5、6人…
 
俺『おおぉ~う!』
相手『奇遇だね~!』
 
そう、ボランティア仲間がガンクビ揃えて露天風呂にいたんです。
 
しばらく話をしたが、何せ早く帰路につかなければ、いつ着くかわからんので、
そこもまた、名残惜しくお先に。
 
俺『ごめん、先に帰るよ』
仲間『気を付けろよ』
 
俺『またいつかね』
 
皆『おう!どこかでな!』
 
 
なんか、いいね…
 
 
言いたい事、書きたい事、
沢山あるけれど、
一緒に頑張った仲間や、それを理解してくれた家族や知人に感謝し、そのお陰で、被災地の微々たる力になれた事を、
あらためて感じました。
 
いわきのVCが一旦休止するだけであって、
日本の復興はまだまだです。
 
また違うカタチでの支援の仕方を考えて、元気な国を取り戻したいです。
 
 
我々いすみ市商工会青年部の
『東日本復興支援プロジェクト』
 
『やんべさぁニッポン』
リストバンドも、まだまだ販売中です。
いすみ市商工会にドンドンお問い合わせ下さい!
私実行委員長ですので、私に直接でもかまいませんので、どうぞ宜しくお願い致します。
 
 
皆さん約半年経とうとしてますが、なんにも終わってないですよ。
なんにも落ち着いてないですよ。
 
続けましょう、あの時の気持ち
 
繋げましょうあの想い
 



継続?縮小?休止?

2011-08-29 | others
前日の被災家屋のお宅から、継続依頼があったので、同じ現場へ志願して向かいました。


溢れ出る被災ゴミの数々。
 
前日には、
4トンユニック2台
軽トラ2台
バン1台分の災害ゴミを市内のガレキ仮置き場まで運んだが、
 
この日も4トンユニック満載で1台分と、ハイエース1台分を積んだが、それでも終わりませんでした。
 
いい加減、ガレキの仮置き場のオッチャンと、顔見知りになっちゃったよ…

月曜日でボランティアセンターが一旦休止と言ってたが、ニーズ調査はやるみたい。
が、それ以上の情報は一切わからないまま。
 
依頼主の方は、また頼みたいと言っておられた。
 
 
頼まれてあげてください。
 
様々な事情があるんだろうが、
まだまだ終わっていません。
 
遠く離れて、週末ボランティアの私なんかが言うのもなんですが…
 
ただ、まったく無関係で言ってるわけではありません。
千葉県の太平洋沿岸に住む我々も、被災地・被災者という認識は、
福島県のボランティアで出会った人たちには、6割くらいの割合で知られていなかった…
 
『へ~…』
『そうなの?』
『浦安じゃなくて?』
『規模が違うでしょ?』
 
規模ってなんだろ?被災家屋の数か?亡くなった人の数か?
 
その『規模』って言葉、なんかやるせない気持ちになった…
まぁ、千葉県はそのくらいの認識でした…
 
 
別にそれをどうこうではないですが、
まだまだやる気のある連中がいる内は、募集すれば、復興へまた一歩近づきますから。
 
ただ、ボランティアセンターの事務方の負担も相当なものでしょうから、仕方がないんでしょう…
 
完全に解体の決まった家屋を眺めながら、
その家主のお爺さんは、寂しそうな表情をしていたのが、
私には忘れられません…