元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

11月20日 テレビが来た日-ALWAYS-

2005年11月20日 | 中年のオフ
幼い頃、自宅にテレビはありました? 洗濯機は? 冷蔵庫は? YHの自宅にテレビが来たのは昭和39年、東京オリンピックの年でした。



■三種の神器

テレビ、スイッチオン。しばらくして映像が現れました。NHKのブー・フー・ウー。YH6歳の時。「終わったらすぐ切りなさい。テレビは電気代が高いから」。よく母親から言われたものです。

洗濯が洗濯板から洗濯機に変わったのもこの頃でした。
小学校2年生の夏までは、YHは小さな自転車で氷を買いに行く手伝いをしていました。(させられていました?)
YHの自転車は、小学校1年生の時に、近所の自転車屋から買ってもらったものでした。丸石自転車、7700円。

我が家は「中流」ではありませんでしたが、近所も似たようなもの。貧乏が恥かしくない時代でした。


■ALWAYS

東宝映画「ALWAYS 三丁目の夕日」は、昭和33年、「世界一の東京タワー」建設中の東京の商店街で繰り広げられる、普通の生活を画いた映画です。

・夢膨らませて青森から集団就職してきた少女が働くことになった鈴木オート
・駄菓子屋の店番をしながら小説家を目指す茶川龍之介(吉岡秀隆)と、ひょんなことから同居することになった身寄りのない小学生
・ちょっとわけがありそうな、小さな居酒屋の女将、石崎ヒロミ(小雪)
・空襲で妻とこどもをなくした医師(三浦友和)

そんな人たち、商店が織り成す小さなドラマ。
家屋は古く、狭く、夏の身なりはランニング。みんな、裕福ではない。
でも、心と夕日がきれいなんです。
明日は、もっといいことがあると信じているんです。空に伸びる東京タワーのように。

とてもいい映画です。個人的には、今年№1。


■昭和33年の出来事

・皇太子(今上天皇)ご成婚
・ファンタ、チキンラーメン発売開始
・力道山がルーテーズを破りインターナショナル選手権獲得
・「おーい中村君」「有楽町であいましょう」がヒット
《数年前。タモリの「ボキャブラ天国」で、「♪YOU白鳥で、Iガチョウ」というのがありました。・・・失礼》
・YHが国立で誕生

※「Mr.&Mrs.Smith」の予告編がありました。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの共演。当代を代表する2枚目スター同士。絵になる人はいいなー、と単純な感想。
※女将が小雪なら、映画と同じようにYHも通います・・・。失礼しました

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1 コメント

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Unknown (星乃つづり)
2006-01-05 12:09:11
「ALWAYS」観てませんが多分いい映画だと思います。今の時代に求められるものが満載でした、あの漫画。

私の'04~05ベストシネマは「殺人の追憶」です。

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