元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

11月23日 TVCM料金って、いくら?

2005年11月23日 | 営業・マーケティング
11月16日のブログで東京ドーム・バックネット下広告を紹介したところ、「TVCMに比べて、高いんでしょうか、安いんでしょうか」というメールが来ました。

■入社1年目の営業マン来る

お付き合いのない広告代理店の新人営業マンから、
「とにかく話だけでも聞いてください」。
熱意を感じました。

「TVCMやりませんか?」
「うーん、この会社はこれこれこういう会社で、マスに大きく打って出る状態じゃないんだよ。悪いね」

5分で営業終了。まだ時間があったので、YHから雑談。

「△△社は、創業40年になるんだね。会社の業績はいいの?」
「まあまあです。とにかく厳しい会社で、『外に出ろ、売って来い』ばかりなんです。私、今春大学を卒業したばかりで、営業のノウハウはないし、だれも教えてくれないし」

《根性で売って来い。売れるまで帰ってくるな、の会社なんだね》

「昨日の電話で、『今、忙しいから』って、私が断ったらどうするつもりだったの」
「じゃ、資料を送りますので、ぜひご覧ください、というつもりでした」

「資料は、なかなか見ないよね。私ならこう言うな、
『筑紫哲也のニュース23はご存知ですよね』⇒ウン
『御社はBtoBの会社ですよね』⇒ウン
『この番組の視聴者は、圧倒的に男性経営者・管理者・会社員なんです。日経新聞・日経ビジネス・ニュース23といわれるくらい、ビジネスマンの必須番組なんです』⇒そうだね
『この番組のCMが、訳ありで大幅に安く提供できるんです!』⇒でも、今忙しいから・・・
『7分間でいいので会っていただけませんか? 7分以上はお時間をいただきません。絶対お得な話です。7分だけです』⇒7分? 変わった話だね。でも忙しいんだ
『いつならお会いできますか?』⇒7分ね・・・。じゃ来週月曜日の4時なら

「実際に訪問して、7分しか話さないんですか?」
「そうだよ。勝負は最初の7分。タウンページ広告のトップ営業マンは、どんな小さな商店に行っても『社長、社長のためにあるような広告ができました!』と1ページ数百万円の広告を勧めるんだ。そうして数十万円の広告契約を取るんだ。次を聞きたいと思わせるのが肝心。」

「きっかけができた後、クロージングはどうするんですか?」
「クロージングは、・・・。エリアマーケティングは・・・。名刺やパンフの作り方は・・・。マーケティングトルネードのサイトを見たり、心理学のメルマガを読んでも勉強になるよ・・・。」

新人営業マンのノートは、鉛筆文字で一杯になりました。
「ありがとうございました。やみくもにやってきましたが、営業手法を勉強します」
と帰っていきました。楽しいね。


■TVCM料金

番組提供CM(スポンサー名表示、30秒CM、契約は1クール3ヶ月)の1本あたりの料金

・報道ステーション、ニュース23 ⇒450万円
・ズームインスーパー(7~8時)、はなまるマーケット ⇒380万円
・なんでも鑑定団 ⇒290万円
・プロレスノア中継 ⇒30万円


■情報交換

昨晩はOさんとの定例情報交換の日。12時近くまで赤坂・赤べこで。

・ボランティア楽団のメンバーと、弘前の施設を訪問した話。ホールにこられない重病人のために、廊下で演奏し、涙を誘った話
・長野・小布施で活躍している米国女性セーラさんの話(「セーラが町にやってきた」プレジデント社)
・幼い頃父親の仕事の関係で、2年ごとに引越しを繰り返し、Oさんには自分の方言、自分の町というものが無いという話

etc

また、近いうちにお会いしましょう。
赤坂・赤べこで。


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