出すぎた杭は、喜ばれる

「出る杭は打たれる」と言います。硬直した組織ではありがちです。杭が出すぎると、喜ばれることもあります。

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◆出る杭

「前例はあるのか？」
「その話は、上には通らないよ」


とっぴな意見や振る舞いは、なかなか許されないのがこの社会。
そういう社会にいると、徐々に平板な人間になってしまう。


◆出すぎた

そんな社会の中でも、抜群の実力を発揮すると、打たれない。
「出すぎた杭は打たれない」とも言われます。

一代でエクセレントカンパニーを築いた創業者などは、「出すぎた杭」ということでしょうね。



知人のＢさんは、酒豪。
放っておくと、あっという間に１升を飲んでしまう。


そのＢさんが「2時間飲み放題　500円」の店を見つけて、せっせと通ったそうです。
つまみも100円前後と格安。

Ｂさんが2時間も飲めば、ものすごい量になります。
連日来店し、少々のつまみで１升以上飲むＢさん。
店からすると、Ｂさんから500円もらっても赤字です。

店にとっては、「来てほしくない客」だったんじゃないかな・・・。


でもその店は違ったのでした。
Ｂさんの飲みっぷりがあまりに豪快で、しかも楽しい酒だったので、店側は
「Ｂさん、あなたの飲みっぷりは惚れ惚れするね～」
と言ってくれるようになったそうです。
飲みっぷりの良さを喜んでくれたとか。

そればかりか
「2時間じゃなくて、Ｂさんなら何時間でも500円でいいよ」
とサービスが上がったそうです。


楽しそうにそんな話をするＢさん。

先ほどの「出すぎた杭は打たれない」の言葉を思い出してしまいました。


さ、今日も張り切っていきましょう！


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