元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

その日が迫ってきたら・・・ 【重松清著 その日の前に】

2017年08月23日 | お勧め本
余命宣告された人とその家族、友人。その日をどのように迎えるか・・・。

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その日のまえに (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋



■余命宣告

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
医師から余命宣告を告げられた妻と、若い頃住んでいた街とアパートを「旅行」する夫。

「その日」は、もう間近に迫っている。

余命宣告された俊は、幼い頃住んでいた町を訪ね、友人に出会う。
子供の頃の昔話をしながら海岸で海を見つめる二人。

母一人子一人の親子。
母親が、余命宣告を受ける。
つとめて明るく振舞う二人。

小学生の頃、クラスで嫌われ者だった女子がいた。
その子が亡くなった子が影響し、今は看護師になっている女性。

それぞれが「その日」をどのように迎えるのか模索している・・・。


それぞれが、ある病院で細い糸で繋がる。
誰にも「その日」はやってくる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・


■大切な人を大切にする

この小説は、余命宣告を受けた人と家族、友人を描いたものです。

それぞれが、その人らしい「その日」を迎えるために互いを支えあいます。
そして最後に、病院でそれぞれがほんの少し、繋がるんです。


大騒ぎするでなく、絶望にくれながらも互いを思いやる人々の姿が、すがすがしいです。



今、大切な人を大切にしなければならない・・・。
そんなことを、いやらしくなく教えてくれる小説です。

感動しました。

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コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (通勤ウォーカー)
2017-08-24 07:40:41
おはようございます。


>大切な人を大切にする。

あたり前ですが忘れがちですよね。

反省!
返信する
Unknown (the salaryman)
2017-08-24 08:34:53
おはようございます。

この小説、かなり前に読みました。
重松さんの小説の中では、『流星ワゴン』と並んで、
僕の記憶に深く刻み込まれた作品です。

でもこれ、ちょっと悲しすぎですね・・・。
返信する
Unknown (イヴォンヌ)
2017-08-24 17:44:01
友人が結構若くして亡くなったんですが、余命宣告されたようでいろいろご家族ともども大変だったと思います。
私ももう数年たちますがいまだちょっとショックが癒えてません。
これはちょっと身につまされますね~
返信する
Unknown (にっしー)
2017-08-26 09:47:09
おはようございます。今日も暑くなりそうな神奈川です!

命の尊さについて改めて考える時期である8月。最期の迎え方は人それぞれであり、それを尊重できることが大切ですよね。どんな形をとっても、遺された人は大なり小なり後悔の念を持つものですから。。。
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