気が利いてるよね～

他県のマネージャーから相談を受けました。「雇った従業員が、気が利かなくてね～」「お客様から叱られたら、すぐ辞めちゃってね・・・」。採用した従業員への不満なんです。「その前に、それを予期した採用面談をしたの？」と聞いたＹＨでした。
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◆採用面接

何度も面接を受けながら合格への道を歩む正社員と違って、契約社員の採用面接は通常1回。
1回の面接で、ほしい人材か否かを判断しないといけません。

人手が足りないときは、つい甘い面接になりがち。
『はい合格。1日から出社できる？』
み・た・い・な～。＜←最近、キング・オブ・コメディが好きです（笑）＞

でも面接官は、仕事で要求することをハッキリ伝えるとともに、その人が適性かどうかをキチンと判断しないと、結局、冒頭のような『こんなはずじゃなかったのに・・・』と互いが不満に思うことになっちゃうんじゃないでしょうか。

そんな話をしました。


◆じゃ

『じゃ、所長はどんな面接をしているんですか？』。
う～ん、特に変わったことはしていなんですけど・・・。

「気が利いている人がほしい時は、少し和んだ時点で
“あなたは周囲の人から、気が利いてるね！といわれるほう？”
と聞いてるよ」。

「くよくよしない人がいいなら、
“たまには厳しいクレーム対応もあるかもしれないけど、そんなときあなたは、翌日ケロッとするタイプ？　それとも翌日もいやな気持ちをひっぱるタイプ？”
って聞くよ。
フランクな会話の中でさりげなく聞くと、大体、その人のことが分かるよ」。


『そうですね、気が利いてる人がほしいときは、それを聞けばいいんだ！』
としたり顔のマネージャーさんでした。



廊下を歩いていたら小さなゴミを見つけた。さりげなくゴミを拾う人、そうでない人。
暑い日にお客さんが来られたら、冷たいお茶のほかにおしぼりを出す人、お茶だけの人。
やっぱ、前者のほうが成長しますよね。

気が利いた人は、どこでもほしい人材ですよね～。
＜と書きながら、自分はどうよ！？と反省のＹＨです＞


女性がほめられてうれしいことランキングでは、

1.料理上手
2.肌がきれい
3.気が利く

だそうです。気が利くは、周囲から求められ、本人はそれを喜びに感じる人材なんですね！


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