元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

この本も目頭が熱くなりますよ~ 【百田尚樹著 影法師】

2012年09月01日 | 百田尚樹
「永遠の0」を読んで以来、百田尚樹さんのファンです。自分の生涯をかけて竹馬の友を影になって支え続ける武士。いや~、ラストは大感動です!

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影法師 (講談社文庫)
講談社



◆愛にあふれている

・・・・・・・・・・・・・・
頭脳明晰で剣の達人で将来を嘱望された彦四郎は、なぜ不遇の死を遂げたのか。
下級武士から筆頭家老にまで上り詰めた勘一は竹馬の友、彦四郎の行方を追っていた。二人の運命を変えた二十年前の事件。確かな腕を持つ彼が「卑怯傷」を負った理由とは。その真相が男の生き様を映し出す。
・・・・・・・・・・・・・・

貧しく、出世の見込みのない下士の長男に生まれた勘一は、やがてその実力が認められ異例の出世を果たします。

勘一には十分な実力が備わっているのですが、いかんせん下士の出身。本来であれば出世の見込みは0%。
しかし彼は、筆頭国家老にまで大出世を果たすんです。

20年ぶりに江戸から国に戻った勘一は、竹馬の友・彦四郎の行方を探します。
しかし彼は、2年前に一人寂しく逝っていた・・・。

やがて勘一は、日陰となり自分を支えてくれた彦四郎の行動を知ることになります。彦四郎は自分を完全に捨てて、勘一を支えてくれていたんです・・・。


勘一の貧しい民と国を思う心。
ひたすら影法師となって勘一を支えた彦四郎。
高い志をもつ仲間。
貧しくも清々しく生きる農民や下士の家族。

とても清々しい小説です。
今回も、感動しました。


◆袋とじ

「永遠の0」を読んで以来、百田尚樹さんの大ファンです。

永遠の0では、家族を思う特攻パイロットが主役でした。
ラストは、目頭が熱くなりました。

影法師のラスト。
袋とじになっていました。
面白仕掛けです。

袋を開けて、数頁を一語づつ噛み締めるように読みました。
あ~、また感動しました~!


なんて爽やかで感動的な読後感なんでしょう!

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (イヴォンヌ)
2012-09-01 15:37:42
ストーリー紹介いただいただけで良さが伝わってきますね~♪
いいお話!
返信する
Unknown (ポレポレとうさん)
2012-09-01 19:27:57
私もこの本を読んで胸が熱くなりました。
熱くなった勢いでむすこにも「読んでみな!」と渡しましたが、
中2のむすこも読んで感動したようです。
百田さんの本と出会ったのはYHさんのご紹介からですが、
良い作家さんをご紹介いただいたと感謝しています!
返信する
Unknown (イヴォンヌ)
2012-09-02 17:52:43
いいストーリーに今日も応援!
返信する
Unknown (モカ)
2012-09-02 21:35:11
袋とじの本というのがあるんですね。
お話をうかがって百田尚樹さんのことを知りたくなりました。
両方の小説、ぜひ読んでみたいです。
返信する

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