「ありがとう」の語源は、「有り難し(有ることが難しい)」、つまり奇跡的ということ。だから反対語は「当たり前」なんだそうです。この作文を読みながら目頭が熱くなりました。
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【日本講演新聞(旧:みやざき中央新聞)2020年9月28日号より】
■「ありがとう」
この号の社説は「『ありがとう』という日本語にありがとう」。
素晴らしいお話でした。
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小学生を対象にした2016年「いつもありがとう作文コンクール」で最優秀賞を受賞したのは、新潟県の小1(当時)の一太君。
一人っ子の彼は、お母さんのおなかに妹ができたと聞いてとても喜んだ。
名前を考えたり、ぬいぐるみでおむつ替えの練習をしたり、ワクワクの毎日だった。
「これまで3人(両親と一太)でやっきてっことを、4人でやるんだ!」と楽しみにしていた。
ある日、お母さんがトイレで苦しんでいるのを見て、何となく
「これからも3人かもしれない」
と悟った。
数日後。
初めての4人のお出かけは、善光寺へ妹の納骨をするためだった。
「僕の当たり前の毎日は、ありがとうの毎日なんだ。
笑うことも食べることも話すことも、そんな当たり前と思っていたことは、全部ありがとうなんだ」
と気づく。
「それをおしえてくれたのは、いもうとです。
ぼくのいもうと、ありがとう。
おとうさん、おかあさんありがとう。
いきていることありがとう。
ぼくには、てんしのいもうとがいます。
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作文「てんしのいもうと」全文
https://sinanengroup.co.jp/sakubun/prize/pdf/vol10/Best10_2016/01_saiyushusho_matsuhashi-itta.pdf
■奇跡
今、自分があるのは、まさに奇跡的な出来ごと。
感謝。
そんなことを教えてくれたこの記事一太君の作文にありがとう!
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一年生なんですよね!? すごいなぁ。。。としみじみと思いました。彼は妹さんとずっと一緒に成長していくんでしょうね。感謝の想いを持ち続けながら! 妹さんの存在は目には見えなくなってもずっと心の中にあり続けることでしょうね!
ありがとうの語源は知っていましたが、反対語まで考えたことはありませんでした。
いい話ですね。
このまま、素直に育ってほしいです。
ありがとうって言葉の重さが響きます。
ほんと日々が、ありがとうなんですね。
応援ぽち2.
悲しい話だけっど、取り乱すことなくしっかり自分の言葉で綴ってる。