元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

「ニュースキャスター」と「現代イスラムの潮流」

2006年02月10日 | 中年のオフ
1989年10月2日に始まった「ニュース23」。以来、16年間、観ています。「ニュースキャスター」(筑紫哲也著)は、この番組発足の経緯から、クリントン大統領、朱熔基首相(中国)を番組に迎えた時の舞台裏など、興味をそそる話が多く語られています。


■いざという時の原則

9.11テロと阪神淡路大震災に関する緊急報道の裏側とその後。政治家らしからぬ言葉で人気を勝ち取った小泉さん、小泉さんを「変人」と呼んだ田中真紀子さん、変わり者の井上陽水さん。クリントン、朱熔基を迎えるにあたっての、米国・中国との駆け引きなど、興味深い話が多く述べられています。

大事件が発生した際は、緊急特番が組まれます。9.11テロ事件もその一つ。
そんな緊急時に筑紫さんは、なぜ冷静に対応できるのでしょうか。

筑紫流「いざという時の心構え」は、緊急事態発生時の会社員の心構えとしても参考になります。

1.あわてたり、上ずらない。あえて冷静を装う
2.取り繕おうとしない、ミスを恐れない
3.途中、途中で「総括」を忘れない
4.見えるものの背後を見る努力をする
5.情報は鵜呑みにしない

こんな風に書くと、いかにも「普通」と感じるかもしれませんね。
ぜひ「ニュースキャスター」をお読みください。
goodです。


■保坂 展人と筑紫哲也

20年以上前に読んだ「内申書裁判」(小中陽太郎著)。
衝撃的でした。
当時、「麹町中学⇒日比谷高校⇒東大」が、公立エリートコースと言われていました。その麹町中学生だった主人公は、やがて学生運動に興味を持ち、学内外で活動を始めます。
そんな主人公を目障りに感じた中学校は、内申書に高校進学には致命的なダメージをあたえるような記述をします。それ故、主人公は高校への進学を阻まれてしまいます。

モデルは、元社民党代議士保坂 展人さん、保坂さんが中学生の頃カバンに入れていたのが「朝日ジャーナル」でした。筑紫さんは、その後朝日ジャーナルの編集長を勤めました。

そんな関係を、今、思い出しました。


■イスラム世界

今、デンマークやフランスの風刺画事件が大きな問題になっていますね。
日本からは遠い中近東。

・味の素に豚肉エキスが混入していたため、インドネシアでボイコットが起きた
・ギャンブル性があり、デザインにダビデに似たデザインがあるとしてポケンモンカードを禁止したサウジ

このような事件を見ると、決して「遠い地域」とだけは言ってられません。
また、毎日のニュースで、気にはなるけどよく分からないことも多いですね。

・なぜ米国とイスラム諸国はいがみ合うのか
・イスラエルとアラブ諸国はなぜ敵対するのか
・エルサレムはどうして複雑な問題を抱えているのか
・パレスチナ問題とは
・スンニ派、シーア派とは

過去、何冊かイスラム関係の本を読みましたが、「スッキリ」理解できる本はあまりありませんでした。

現代イスラムの潮流」は、イスラム入門書としてお勧めです。
上記に質問にも答えてくれますよ。


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今日も読んでくださいましてありがとうございます。
とうとう、「ビジネス」で1位になってしまいました。

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1 コメント

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ついに1位!おめでとうございます。 (ポレポレとうさん)
2006-02-11 11:18:49
同じ職場のポレポレとうさんです。

あれよあれよと言う間に、ビジネス部門1位ですね!おめでとうございます!

yasuさんの新鮮な視点での内容と、誠実な語り口での文章が1位というタイトルをとらせたのだと思います。私もブログを書く励みとなりました。

これからもちょくちょく覗かせてもらいますね。ますますの充実を楽しみにしています!
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