先日、”中規模スーパーのUSP”で福岡の中規模スーパーチェーン・サニーを紹介しました。先日、福岡に帰宅した際もこのスーパーに行ったのですが、USP(unique selling proposition)が他にもあることに気づきました。結構、強力です。
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◆駐車場
最寄のスーパー・サニーは、車の通行量の多い道路に面しています。
車で買い物に来るお客さんは多く、駐車場は混雑気味。
実は、そこにこの店のもう一つの強みがあるんです。
お客さんの車の出し入れをスムーズに誘導する警備員さん。
この店の警備員さんは、まん丸な顔にぽっちゃり体型のお兄さん。
制服・制帽のアンパンマンといった感じです。
この警備員さんが、人気なんです。
◆人気の警備員さん
駐車場からお客さんの車が道路に出る瞬間。
警備員さんは、道路に1mくらい体を出し、通行中の車に敬礼の姿勢からカクン腰を折りお辞儀をします。
すると、通行中の車がすんなり割り込みを許してくれます。
送り出した車にニコッと敬礼、そしてカクンとお辞儀。
割り込みをさせてくれた車にも、敬礼、カクンとお辞儀。
とってもスムーズです。
買い物を終えた年輩のお客さんの買い物袋が重そうだと見ると、サッと荷物を持ち、車に積み込みます。そしてニコッ。
私は徒歩で店の横を通り過ぎたのですが、その時はお客さんでない私に敬礼、お辞儀、『こんにちは』。
お客さんが警備員さんに話しかけるシーンを何回も見ました。
中には、買い物袋からジュースを取り出し
『暑いね。これ飲んで頂戴』
とおすそ分けするシーンもあります。
この店のもう一つのUSPは、”愛される警備員さん”。
駐車場の警備員さんは一人ではありませんので、この警備員さんがいない日もあります。
そんな時、<今日はいないんだ・・・>ってさびしくなるくらい、この警備員さんは存在感がありますよ。
さて今頃も、この警備員さんは敬礼そしてカクンとお辞儀をやっているのでしょうか。
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警備員さんは、道路に1mくらい体を出し、通行中の車に敬礼の姿勢からカクン腰を折りお辞儀をします。
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中には、買い物袋からジュースを取り出し
『暑いね。これ飲んで頂戴』
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駐車場の警備員さんは一人ではありませんので、この警備員さんがいない日もあります。
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従業員がこのようになるには、このように育成する会社の姿勢が大切なのでしょうね。
やっぱりヒューマンパワーですね。
一番の人気者が、黒人の掃除係のおじいさんと言う話を研修で見ました。皆に愛称で呼ばれ、ビジネスマンにも、子供達にも親しまれています。その人に会うためにわざわざ来店する人も。そんなスタッフのいる店は強いですね。やはり、今の時代、物での差別化ではなく人での差別化ですね。ぽちっ。
お客さんがジュースを差し入れたくなる仕事ぶり・・・なんてなかなかできることじゃ有りません。
きっと その方は 駐車場に車を誘導するのが自分の仕事 とは思っていないのでしょうね
もちろんそれもありますが スーパーの集客担当 スーパーの広告塔ぐらいには自覚しているんじゃないでしょうか・・
石切職人が教会を立てるって理解して石切をしているって言う感じです。
ある意味でスーパーの顔ですもんね。
行ってみたくなりました。
うちの近所のスーパーにも繁盛期には警備のお兄さんが誘導をしてくれます。自転車で通りかかったときにも、笑顔で「こんにちは」と挨拶してくれます。
機械的に業務をこなしている人もいますが、あの笑顔を見ると「ほっ」とします。
実は企業にとってもすばらしい資源だということですよね。
仕事は人がするものという言葉がありますが、
まさにそのとおりですよね。
そういう企業人(営業担当者)にならなくてはなと思いました。
ポチッ
以前、どこかのスーパーで警備員さんが率先して、お客さんが駐車場まで持ち込んだカートを引き取りに行くのを見ました。
この時に、「今の警備員さんは、交通誘導するだけじゃないんだ・・・」と驚きました。
これは警備会社のUSPなのか?それともスーパー側が依頼して作りださしたUSPなのか?とっても興味あります。
サニーの警備員さんの場合はどうなんでしょう?
どちらにしても、お客さんにとっては喜ばしいことですね。
今日も勉強になりました。
応援ぽちっ。
大きな体で愛嬌を振りまく米国人を想像しました。
アメリカのマックは、日本と違って「スマイル0円」という雰囲気が無いので、このようなおじさんは貴重ですね。
ありがとうございます。
このような警備員さんが店の駐車場にいるって、すごく厚い布陣ですよね。まさにこの店のもう一つの強みといった感じでした。