愛と慈悲 －ダライ・ラマ－

最近、少し露出が減りましたが、最も注目の一人ダライ・ラマ。この本を読むと、彼の愛と慈悲を感じます。合掌。
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ヒューマン・バリュー―人間の本当の値打ちとは (チッタ叢書) ダライ・ラマ 四季社 このアイテムの詳細を見る

◆最も注目されている人

テレビで見るダライ・ラマは、偉ぶらず、親しみ深く、思慮深い人物。
映画”セブンイヤーズ・イン・チベット”の印象そのままです。

この本を読み、彼の愛と慈悲に満ちた姿勢がよく分かりました。


◆全てを受け入れる

『釈尊も私も皆さんも同じ一人の人間です』。
この方、偉ぶったところが無いんです。
さらには『全てを受け入れる』という姿勢も伝わってきますよ。

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Ｑ：慈悲の心、優しさや思いやりの心を育むにはどのようにしたら良いでしょうか？

Ａ：仏教の修行の場合、まず教えを聞いて了解する”聞”、第二段階で自分でよく考える”思”、次にそれを体得していく”修”という段階に進みます。
最終的に、何の努力をすることもなく慈悲や愛の心が自分の内部に生じ、たとえ敵対している人を見ても自然とそれがわき起こってくるようになるのです。
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これが悟りに近い境地なのでしょうか・・・。

チベット仏教の最高峰でありながら、偉ぶらず、にこやかに、全てを受け入れる普通の人のように感じます。
本当にできる人だからこそ、そのような姿勢でいられるのでしょうね。


本書には、彼の考え方、仏教の基本などが分かりやすくつづられています。
科学への造詣が深いことも分かりました。

130ページ足らずの本ですが、心がスーッと落ち着いたように思います。
いい気持ちですよ。


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