鹿児島の居酒屋には２種類の醤油が置かれています。

鹿児島の居酒屋には、醤油を２種類置いているところが多いです。
普通の辛口醤油と鹿児島特有の甘い醤油。
最近は、刺身にどちらを使うか迷うまでになりました。
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◆甘い！

鹿児島に来て初めての居酒屋の刺身。
小皿に醤油をたらし、刺身を食べて驚きました。

＜甘い！＞

よく見ると、醤油が２種類あるではありませんか。
辛口と甘口。

ここ鹿児島では、甘口の醤油が一般的なんです。
鹿児島から東京や大阪に出て行った人は、鹿児島の実家に
『醤油を送って』
というお願いを良くするのだそうです。

鹿児島の人が慣れ親しんだ醤油。それは甘口醤油なんですね。




◆誕生物語

かねよ販売という会社のサイトをのぞいてみると、かねよ販売の誕生物語がありました。


魚の行商をしていた栄蔵さん。
おいしい魚を食べるためのおいしい醤油はできないものかと、毎日醤油作りに励んでいました。
鹿児島は、料理に砂糖を使う土地柄。
『そうだ、魚の煮付けのような醤油を作ろう！』。
出来上がったのが現在の甘口醤油だそうです。
１００年前のお話です。


そういえば、鹿児島の男性の平均寿命はワースト５くらいだったと思います。
雑談でこの話が出て、
『鹿児島の男性は芋焼酎を浴びるように飲み、砂糖がたくさん入った甘口醤油を食べるから身体に悪いのかもね』
なんていう冗談話が出ていました。

芋焼酎と甘口醤油。
薩摩人には欠かせないようです。

最初の頃は、甘口醤油に抵抗のあったＹＨですが、最近は
＜甘口と辛口。どちらで食べようかな・・・？＞
と迷うほど、甘口醤油になれました。

鹿児島も２年目ですからね。


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