米国・民主党の大統領候補レースが、連日、報道されています。やや勝負がついた感がありますが、最後の大逆転はあるのでしょうか・・・?
さて歴代の大統領で頭に浮かぶ人は誰ですか? リンカーン、ワシントン、ルーズベルト、クリントン、ブッシュ・・・。この人の名も必ず挙がるでしょうね。
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◆キューバ危機
大統領就任直後、ソ連は革命間もないキューバに大陸弾ミサイルを配備しました。米国に向けての牽制です。
米国は、秘密裏にキューバに部隊を送り込みますがあえなく全滅。
次に海上封鎖を仕掛け、ソ連からキューバへの輸送を阻止する作戦に。
米国とソ連の核兵器戦争が避けられないかもしれない・・・。ケネディは、テレビ放送で事の深刻さを訴えます。
ケネディとフルシチョフの、行き詰るやり取り。
本当に核戦争は避けられないのか・・・。
幸いにもキューバ危機は、大事至らずに済んだわけですが、これは両トップの直接交渉、駆け引きの賜物なんですね。
◆ケネディの強みと弱み
エリートの大半を、WASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)が占める米国。
ケネディは、アイルランド移民の家系でありカトリック。エリートの王道から外れているんです。
この本を読んでいると、大統領当選までの戦略が良く分ります。
まとめてみるとこうなるでしょうか。
《強み》
・若い(大統領選時は42歳)、ハンサム、頭脳明晰、学歴あり
・資産家の次男
・太平洋戦争で、仲間の救助で叙勲
・ライターとしての才能がある
・演説、スピーチ、ディベートに強い
・正義感がある
・奥様(ジャクリーン)も人気者
《弱み》
・アイリッシュ(アイルランド系は差別された)
・カトリック(少数派)
・腰の手術多数
・原因不明の病気(何度も入院を繰り返している)
・父親は駐英大使時代に「親ナチ」を表明しており、世論の敵
・選挙資金は「父親のおかげ」と非難されている
さて彼は、どんな戦略をとったと思いますか?
ケネディの戦略。
《弱みを強みに変える》
ライバルの共和党大統領候補のニクソンに、散々非難されたケネディは、このように演説します。
『私はカトリックです。私がカトリックとして生まれた時に、アメリカ合衆国大統領になる資格がないということになるのでしょうか。
私の兄はこの国のために命を捧げました。それでも大統領になれないのでしょうか?
私が海軍に入隊する時、誰も私がカトリックかどうか聞きませんでした。
なぜ今頃、私の忠誠心が問題になるのでしょうか・・・』。
彼の演説が何度となく掲載されていますが、今読んでも、身震いがするくらいの内容です。
さすが!
妻ジャクリーンの演説も秀逸です。
『私は共和党の家族に生まれたことを告白しなければなりません。
(中略)
2歳になった娘キャロラインは、予備選挙の度に語彙を増やしています。
最初の言葉は”飛行機”と”さよなら”。
それに”ニューハンプシャー”が加わり、”ウィスコンシン”が加わり、そして今朝、ここ”ウエスト・バージニア”が加わりました』。
ケネディの選挙戦を参考にしていると言われるオバマ候補。
さて結果は・・・?
★★★★☆
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↓この歳になって、肌のすべすべを喜んでいますで紹介した”しあわせ元気村けんちゃん先生”のヒマラヤ岩塩のページです。
さて歴代の大統領で頭に浮かぶ人は誰ですか? リンカーン、ワシントン、ルーズベルト、クリントン、ブッシュ・・・。この人の名も必ず挙がるでしょうね。
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ケネディ―「神話」と実像 (中公新書 (1920))土田 宏中央公論新社このアイテムの詳細を見る |
◆キューバ危機
大統領就任直後、ソ連は革命間もないキューバに大陸弾ミサイルを配備しました。米国に向けての牽制です。
米国は、秘密裏にキューバに部隊を送り込みますがあえなく全滅。
次に海上封鎖を仕掛け、ソ連からキューバへの輸送を阻止する作戦に。
米国とソ連の核兵器戦争が避けられないかもしれない・・・。ケネディは、テレビ放送で事の深刻さを訴えます。
ケネディとフルシチョフの、行き詰るやり取り。
本当に核戦争は避けられないのか・・・。
幸いにもキューバ危機は、大事至らずに済んだわけですが、これは両トップの直接交渉、駆け引きの賜物なんですね。
◆ケネディの強みと弱み
エリートの大半を、WASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)が占める米国。
ケネディは、アイルランド移民の家系でありカトリック。エリートの王道から外れているんです。
この本を読んでいると、大統領当選までの戦略が良く分ります。
まとめてみるとこうなるでしょうか。
《強み》
・若い(大統領選時は42歳)、ハンサム、頭脳明晰、学歴あり
・資産家の次男
・太平洋戦争で、仲間の救助で叙勲
・ライターとしての才能がある
・演説、スピーチ、ディベートに強い
・正義感がある
・奥様(ジャクリーン)も人気者
《弱み》
・アイリッシュ(アイルランド系は差別された)
・カトリック(少数派)
・腰の手術多数
・原因不明の病気(何度も入院を繰り返している)
・父親は駐英大使時代に「親ナチ」を表明しており、世論の敵
・選挙資金は「父親のおかげ」と非難されている
さて彼は、どんな戦略をとったと思いますか?
ケネディの戦略。
《弱みを強みに変える》
ライバルの共和党大統領候補のニクソンに、散々非難されたケネディは、このように演説します。
『私はカトリックです。私がカトリックとして生まれた時に、アメリカ合衆国大統領になる資格がないということになるのでしょうか。
私の兄はこの国のために命を捧げました。それでも大統領になれないのでしょうか?
私が海軍に入隊する時、誰も私がカトリックかどうか聞きませんでした。
なぜ今頃、私の忠誠心が問題になるのでしょうか・・・』。
彼の演説が何度となく掲載されていますが、今読んでも、身震いがするくらいの内容です。
さすが!
妻ジャクリーンの演説も秀逸です。
『私は共和党の家族に生まれたことを告白しなければなりません。
(中略)
2歳になった娘キャロラインは、予備選挙の度に語彙を増やしています。
最初の言葉は”飛行機”と”さよなら”。
それに”ニューハンプシャー”が加わり、”ウィスコンシン”が加わり、そして今朝、ここ”ウエスト・バージニア”が加わりました』。
ケネディの選挙戦を参考にしていると言われるオバマ候補。
さて結果は・・・?
★★★★☆
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今は、ムスッとしているようですが・・・。
自分でもこれが実現することができるといいな~と思います。
知りませんでした。
ケネディのテレビシーンといえば、どうしても暗殺シーンを思い出しちゃいます。
アメリカ人の演説のうまさは、見習うところがありますね。
福田総理も「フフフッ」では無く、演説を勉強されたほうが良いと思います。
人を引き付ける話術。僕も欲しいです。
なんでも良い方向に変えていこうとする意欲・機転・柔軟な発想ができるように日々精進!ですね。
ポチッ。
「TVというメディアをフル活用した初めての大統領」という
印象が強いです。
特にあのTV演説でのシーンは実に印象深いものがあります
日本とは文化が違うな~って思いました。
言うのは簡単ですが、弱みを強みに変えるのは大変なことですよね。
それをするからすごい人なんでしょうね。
それを隠すのが普通ですが、ケネディはそれを逆手にとって強みにしました。
戦略家ですね!
ジャクリーンはそのことを気にせず夫の出世のために演説をしています。
彼女もすごいですね!
ケネディはさすがです!
ことの善し悪しはともかく 共和党の候補者選びの盛り上がりようはすごいです。
日本ではここまで盛り上がる選挙なんて見たことがありません
テレビで見るたびにすごいなぁって・・・
オバマさん ケネディの選挙戦を参考にしているのですね。
“劇場型”って日本にもいましたが 彼も同じかも・・・
ただ言ったことを守ることができれば この盛り上がりですからね
日本のようにトップを直接選べないと 賃貸した希望のない選挙になっちゃうのでしょうか
ポチッ!
弱みを強みに変えるコト…。
なかなか難しいですよね♪
自分自身弱みを「弱点」と捉えるのではなく、
「チャンス」として受け止めることが出来れば
強みになるのでしょうね!
言うのは簡単なのですが、
行動するのはなかなか難しいですよね(笑)
応援ぽちっと♪
これからは、この戦略しかないですね。
逆転の発想・・・。
とにかくがんばります!
応援ポチッ!
簡単なようで難しいですよね。
弱みを隠すとさらに悪い方向に行きますし、
色々なことで弱みを強みに変えることは大切だなと思いました。
ジャクリーンさんの演説も素晴らしいですね。
頭が良いなと感じました。
この本を一度読んでみます♪
ポチッ!
弱みを強みに変えるのも戦略のうちですよね。
企業と同じですね。