元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

リストラからの大逆転 【山本甲士著 ひなた弁当】

2017年06月04日 | お勧め本
50歳にしてリストラされたら・・・。この小説の主人公の生き方に、思わずハクシュを送りたくなります。

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ひなた弁当 (小学館文庫)
クリエーター情報なし
小学館


■リストラ

おとなしく押しが弱い良郎は、50にして突然リストラを宣言される。
会社から紹介された再就職先の人材派遣会社に行ってみると、
「はい、じゃ人材派遣の登録を願いします」。
正社員と聞いていたのに、全くのうそだった・・・。

50歳のおじさんに仕事は無く、ハローワークで紹介された仕事も、腰痛が悪化し断念。


娘の手間、朝はスーツを来て家を出るが、することも無く公園をブラブラする毎日だった。

公園に通ううちに、食べられる野草がたくさん自生していることに気づく。
タンポポや野草を採取して調理すると、これが結構美味い!

川で釣りを始めてみると、これが結構釣れる。
天然のうなぎもとれることが分かった。
こっそり自宅に帰り、調理する毎日。

自宅近くで採れるもので、弁当を作ってみた。
これがめっぽう美味い!

良郎は小さな弁当屋を始めることにした。
やがてその弁当は評判を呼び、良郎は時の人になっていくのだった。


■思わず笑顔になる結末

おとなしく押しが弱いゆえに、上司の策略でリストラにあってしまう人の話なんですが、ラストは感動です。
「あ〜、良かった〜」
っと、読み手が笑顔になります。



最近、ブラック企業のランキングなるものが発表されていますよね。
会社は、人で出来ています。
その「人」を大事にしない会社は、会社とは言えませんよね。

この小説に出てくる会社は、ブラック企業とまではいえないかもしれませんが、業績不振をトリガーに大量の解雇をしています。
こんな会社は、多いのでしょうね・・・。
悲しくなりますね。


この小説は、読みやすく書かれていますし、後半の盛り上がりがいいですよ。
しかも、自生している野草や川魚などの調理法も出てきて、私はそちらにも興味津々で読みました。


今日も、元気に行きましょう!


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (阪南市テクノ森田)
2017-06-04 10:50:14
求人はバブル期を越えたそうで、人手不足だそうですがミドルには厳しい時代なのですね
僕らの親世代は終身雇用制でしたからね
私たちの就職活動中でも松下などは終身雇用制をうたっていましたが今は全然違いますよね
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Unknown (通勤ウォーカー)
2017-06-04 12:11:06
こんにちは

リストラ

私は500人の希望退職を組合専従として

対応しましたが良い経験になりました。

会社は生き残るためにはブラックもどきには

ならざるを得ないのかもしれません。

納得はできませんが。
返信する
Unknown (chiro)
2017-06-05 17:46:26
リストラ、今の世の中、他人ごとではないですね。
この小説では、ハッピーエンドになったようですが、そううまくいかない人のほうが多いでしょう。
人を大事にする会社が増えてほしいものです。
返信する
Unknown (イヴォンヌ)
2017-06-06 19:49:22
リストラはいやですが、この主人公の行き方すごくステキですよね♪

そういう発見もあるのね~っと思いました)^o^(
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