Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

来週あたり梅の花が楽しみ。

2011-01-22 18:39:57 | 絵画




陽射しも少しずつ伸びています。
朝晩の冷え込みは和らぎませんが、
それでも今日のように太陽の光が降り注げば、
日中は窓を開けポカポカとした陽射しを受けています。





      
               《紅白梅》 前田青頓
      
 

来週の週末あたりは、
こんな光景が見られるでしょう。
白と赤の梅が重なり合い、
見ている私達は、
紅白に並ぶ二本の梅の前に立ちたくなります。
作家の描いてる二本の梅は、
奥に白梅、
目の前に紅梅が見えています。
実際にこんな二本の梅を見れば、
紅梅の間に白梅が交互に重なりあって見える。
目出度い構図だ。

絵の中央には、
二羽の鶺鴒が描かれている。
紅梅の後ろに隠れているのは雌だろうか。
後姿が微笑まし感じさせる。
同じ方向見ている。
小春日和の中、
つがいの鶺鴒は、
餌になるものを探しているのだろう。

作家は、
きっと紅白の重なり合う梅に、
新年を感じていたのだろう。

「日本の美」を追求した日本画家。


前田青頓=(1885年1月27日 - 1977年10月27日)
岐阜県中津川市出身の日本画家。
歴史画を得意とし、
大和絵の伝統を軸に肖像画や花鳥画にも幅広く作域を示した。

1901年に梶田半古に入門以来、
古典研究と写生は青頓の画風の基礎になった。
歴史画家としての大和絵研究はいうにおよばず、
仏画、琳派にわたる古典研究は青頓にとって、
古の人がいかに写生の成果を表現したかを
知ることが出来た。
そうした古典研究は、天平、鎌倉、
あるいは中国唐宋時代の名作とともに、
宗達やセザンヌの作品にも心ひかれ、
「宗達のようにまったく日本人の
ものになり切った感じの絵を描いた人は
そうざらにはない」と、宗達の魅力を語っている。


  1月23日

今日も寒い1日。
しかし、昼間は昨日と同じように、
太陽が顔を覗かせた。
新聞を見ていたら、
ホテルにコンドミニアム形式のホテルが増えているとのこと。
ホテルにキチンなんてと思うが、
長い旅行をニューズに増えているそうだ。
それでも、1万円強の値段だった。
選択の幅が増えて良いのではないだろうか。









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自然と調和。

2011-01-19 19:53:28 | kazekaoru






自然と調和 kazekaoru

綺麗な満月が高圧鉄塔の間に浮かんでいた。
不思議な雰囲気だった。
あの太い鉄塔に満月が、
溶鉱炉で作られた科学の結晶の中に浮かんでいる。
大きな丸い月が、
鉄塔より満月の大きな月が目に入った。
丸い大きな月が鉄塔の間に浮かんでいると、
大げさだが私に幻想的な風景に見えた。
シャッターを押す脇を通るカップルが、
鉄塔浮かぶ満月を見ながら私を避けるよに通っていった。

「満月神秘的」、と彼女が。



今日は、寒い始まりでした。
蒲団の温もりが恋しく、
ぎりぎりまで蒲団の中。
6時の気温2度と、
蒲団の上は、
ひんやりと冷えていた。


蒲団から出るのが大変です。



この写真の回答は次に。




  《甘縄神明社》

「鎌倉のいわゆる谷の奥で、波が聞こえる夜もあるから、信吾は海の音かと疑つたが、やはり山の音だつた。(中略)音がやんだ後で、信吾ははじめて恐怖におそれた、死期を告知されたのではないかと寒気がした。(中略)/魔が通りかかつて山を鳴らして行つたかのやうであつた」
                 川端康成『山の音』




この神社は、
行基が草創。
この地方の豪族染谷時忠が山の上に、
神明宮を建てたと言い伝えがある。
鎌倉時代以前からあった古い神社になる。
鎌倉時代は、
頼朝や政子・実朝らがたびたび参拝した。
境内に入るには、
長い階段がるが、
境内にはいると静けさと、
清々しさが伝わる。
裏山には長谷の鎮守、
鎌倉大仏が隣接している。
4月には桜、たんぽぽ。
10月にはつわぶき。
12月栴檀の実、椿。

鎌倉駅から徒歩20分位。
長谷駅より徒歩5分位。









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思ったより早く梅の花が咲いていた。

2011-01-16 19:16:36 | kazekaoru



昨日は、小正月。
自然公園に行くと、
思ったより早く梅の花がほころんでいた。
白梅も、紅梅も咲いていた。
まだ二から三分咲きだったが、
寒気の強い中、
随分早いなーとシャッターを切っていた。



五枚の花びらを広げた姿は、
寒さの中で麗らかに感じた。






水飲み場 kazekaoru



水飲み場に立つと、
夏の暑さの中でごくごくと水を飲んだ涼しさが戻った。
ひと時、汗の肌と喉の渇きを癒し、涼しさを感じさせた夏を思い出した。






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マフラーが恋しい一日だった。

2011-01-14 21:01:05 | 絵画





               上村松篁  「春鳩」

今年の成人式のように、
暖かい立春過ぎの日だったのでしょうか。
それとも、紅梅の具合から今の時期より少し遅い、
一月下旬の小春日和の日でしょうか。
おそらく、一月下旬の小春日和でしょう。
作家は、大寒の寒さに耐え
久し振りに訪れた小春日和の日に、
つがいの山鳩の観賞をしていたのでしょう。

山鳩でしょう、
五分咲きの紅梅の下で太陽に向け背筋を伸ばし、
太陽のぬくもりに羽を広げ、
凛とした空気を味わっているのでしょう。

小春日和の暖かい日、
今ならカメラで写せば、
暖かな小春日和の一日が思い出されるでしょう。

きっと作家は、紅梅の下で羽を広げる山鳩の姿が、
平穏な一日の訪れを感じさせたのでしょう。




今日は、寒い一日でした。
買物に出ると、
マフラーが私の目に留まっていた。
首が涼しくマフラーが恋しかった。
街に見える姿は、
すっかり正月から日常に戻っていた。


1月15日 小正月

今日は、小正月。
紅白の蒲鉾でも食べながら、
紅白のお団子の代わりにします。
寒い一日でした、
明日は、少しは暖かくなるでしょうか。
来週には梅もほころび始めると思います。




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昨日は、鏡開き。

2011-01-12 19:24:34 | 日記



昨日は、鏡開き。
昨日は、今日と同じように陽射しがありましたが、
気温が上がらず寒い一日だった。
今日は、10日の成人式と同じように、
小春日和と言って良い一日になり、
背筋が伸びる一日だった。



昨日の鏡開きは、
神棚や仏壇に飾ってあった鏡餅を、
雑煮として残った茄子、
舞茸と三つ葉を入れて食べた。






《円覚寺》



第二次世界大戦の戦火をまぬがれた北鎌倉。
大正から昭和初期のたたずまい残す北鎌倉。
駅を降りると目の前に大本山円覚寺がある。
六国見山の裾野に広がる円覚寺。
六国見山から降り注ぐ空気で、
マイナスイオンの空気で境内を清浄にする。
駅構内にもこの空気が降り注ぎ、
朝は清々しい気持ちにさせてくれる。
境内は、山門、仏殿、方丈などが一直線並ぶ、
典型的な宋禅寺様式。
今の時期は、
緑は少ないが2月に入れば、
枝垂れ梅、紅梅、白梅が咲く。
3月には仏日庵の白木蓮、
4月には、椿、牡丹。
6月紫陽花など季節の花々が彩る。



臨済宗円覚寺派総本山。
正式寺号は、瑞鹿山円覚寺興聖禅寺。
開基は、八代執権北条時宗。
開山宋僧無学祖元。


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