旧華頂宮邸から庭続きの南側にある純和風の建物も
内部の様子をお庭から見学することができました。
松崎氏は、いろいろな事業を手がけられた実業家だったとか。
この建物は、1971(昭和46)年 東京上大崎にあった門と茶室を
こちらに移築したのだそうです。茶室は昭和初期以前のもの、
手前の門はさらに時代を遡る古いものだということです。
瓦葺切妻屋根の薬医門
冠木の両端に獅子、中央部には鎧を着た狐と刀鍛冶が
彫られている、寺院にあるような立派な門構えです。
玄関を入った所の三畳間の天井
天井板が二重になっていておもしろかったのでパチリ。
でも、この画像ではあまりよく分からないかな・・
奥の茶室
天井の中央部分は八角形で、16本の棹縁を放射状に通し周囲に
網代張りを巡らした奇抜で凝った趣向です。柱なども花梨・南天・
皮付きの桜・竹などの奇木が用いられ、数奇屋趣味溢れる
戦前文化の貴重な遺構であると説明されています。
外から、頑張ってもこのくらいにしか撮れませんでした・・
お庭の方にまわってみました。
お庭のモミジに小さな花が!
天井や照明器具の撮影で、首がいたくなりませんでしたか?
モミジの花は目立たないかわいいもので、見つけるとうれしいですね。
(注射で膝の痛みが解消し、やっと普通に歩けるようになったのもほんのつかの間、つい歩きすぎて逆戻り。今度はグーッとがまんでいきます。夜中に起きて痛みが取れていたときは、うれしくて眠れませんでした。)
兼好法師じゃないけれど最後の一歩が大事ですから、焦らずにね!
モミジの花って初めて見ました。ちょっとカンゲキ