関東地方も雨の季節になりましたね。
散歩の途中、あちらこちらで色鮮やかな紫陽花に出会います。
我が家の鉢植えの「墨田の花火」も、まだ小さな
株ですが今年も元気に咲いてくれました。
「紫陽花だけじゃないよ」とばかりに咲き競う
この時期の花たちを集めてみました。アメリカデイゴ(アメリカ梯梧)
マメ科デイゴ属
別名:カイコウヅ(海紅豆)
南アメリカ原産
日本への渡来は意外に早くて、江戸時代とか。
鹿児島県の県木だそうです。 花言葉は「夢・童心」
タイサンボク(泰山木)
モクレン科モクレン属
芳香のある大きな白い花が高い枝に咲いていました。
花言葉は「壮麗」
テイカカズラ(定家葛)
キョウチクトウ科テイカカズラ属
別名:マサキノカズラ
日本・朝鮮半島に分布しています。
茎から付着根を出し、」樹木や岩を這い上って伸びます。
藤原定家が思いを寄せた式子内親王のお墓に
絡み付いていたという謡曲「定家」から、この名。
シャコバサボテン(蝦蛄葉サボテン)
サボテン科シャコバサボテン属
ブラジルに自生する「カニサボテン」と「シャコバサボテン」の
自然交配種で、茎の形が蝦蛄(しゃこ)に似ているので、この名。
花言葉は「冒険心」
クチナシ(梔子)
アカネ科クチナシ属
日本・中国・台湾に分布しています。
果実が熟しても口を開かないので、この名とか。
果実は毎年末、おせちの栗きんとん作りの時お世話になっています。
花言葉は「清潔・優雅」
チドリソウ(千鳥草)
キンポウゲ科チドリソウ属
別名:ヒエンソウ(飛燕草)
南ヨーロッパ原産
花が千鳥の飛ぶ姿を連想させるところから、この名。
花言葉は「信頼・軽快」
ユリ(百合)
ユリ科ユリ属
世界各地で育種が行われ、膨大な園芸種があります。
花言葉は「威厳・純潔」
カラー(Calla)
サトイモ科オランダカイウ属
別名:オランダカイウ(和蘭海芋)
南アフリカ原産 花言葉は「愛情・乙女の清らかさ」
花のように見えるのは仏炎苞。色は赤や黄色もありますね。
トリトマ
ユリ科シャグマユリ属
別名:シャグマユリ(赤熊百合)
花言葉は「胸の痛み・切実な思い」
管状の花が集まって下向きに咲いています。
別名は、花が槍などの飾りに付ける赤熊(しゃぐま)に似ているので。
昨日、私は雑木林の縁の道路際の小さなクチナシを見つけて撮ってきました。
やはり白い花が咲くまで分からなかったタイサンボクも何箇所かで花が見られるようになりましがた。
「あっ、ここにも」と見つけるとうれしくなります。上品な白さですね。
何よりも、夜猫子さんの愛情をこめられている「墨田の花火」は、いいですねェ。
雨の日など、とくに心が洗われるようでしょうね。
お散歩がてら精々楽しみましょう!
八重咲きのクチナシは園芸種らしいですね。
泰山木もそうですが、香りが漂ってくると思わずキョロキョロしてしまいます。
花の場合は「墨田」なのか「隅田」なのか、文字にすると分からなくて・・
ご存知でしたら教えてください。
webで検索してみたら断然「墨田」が多かったです。
“「隅田川の花火」が名前の由来だそうです”と書いてあるブログでも「墨田の花火」になっていました。
ホントにどっちかしら・・作出された方にお聞きしてみたいワ。