★袁家界
天子山自然保護区の最奥に位置する眺望絶佳の仙境。黄巣の乱の際、
賊軍一味の袁氏が隠れ棲んだところからこう呼ばれているそうです。
天下第一橋
袁家界随一の見所は高さ100m、2つの岩峰が幅2m長さ10mにわたって
繋がっている岩のブリッジ。 私のデジカメでは全景撮影はとても無理~
かろうじてブリッジ下のアーチ部分だけが カメラに入った(^^ゞ
因みに、TVの空撮画像だと
上部で繋がっているのが よく分かります。
とにかく見渡す限り
これでもかといわんばかりの岩壁と岩峰の連続です☆
以前 黄山に登った時にも感動したけど、それを遥かに凌ぐスケールで
私の小さなカメラでは、とてもとても間に合わない・・ぐやじ~
圧倒的景観をたっぷり堪能したあと、名残りは惜しいけれど 下山の時間。
上りはロープウェイでしたが、下りは あの有名なエレベーターで一気に。
百龍天梯
岩壁に貼り付くように造られた長~いエレベーター。
二階建ての2基が交互に昇降。56元で、高さ335mを2分程で
一気に下ります。よくもまぁ こんなものを造ったものだ!
でっかい事はいい事だ~って、いかにも中国らしい(笑)
ところが・・
これまでずっと順調に来たのに、なんとここで アクシデント発生
エレベーターを降りて乗る筈の帰りのエコバスが、待てど暮らせど姿を見せず、
後から後からエレベーターを降りてくる人で 夕闇迫るバス停は 超長蛇の列。
大声で賑やかに談笑する韓国人と中国人、ただ静か~に列を作る日本人(笑)
結局 45分待たされてやっと来たバスに乗れました。
更にバスを乗換え、かなりワイルドな運転で吐きそうになるのを
必死にこらえながら、もう一度バスを乗換えてやっとホテルに帰着。
はぁ 疲れた~~、
3日目は、ホテルからバスで10分程の金鞭渓へ。
まだ観光客も少なく、朝の気がたちこめる渓流沿いの遊歩道を散策しました。
木々の間からは そそり立つ絶壁が間近に見えて、野生の猿や小鳥の影も見え隠れ☆
森に優しく抱かれているような感覚で、とても気持ちよく森林浴を楽しみました。
金鞭岩
伝説によれば;
秦の始皇帝が山を動かして海を埋め立てようとしたとき、竜王に遣わされた
竜女が 帝の鞭をニセモノとすり替えてしまったため、帝は山を動かすことが
できなくなり、怒って投げ捨てた鞭が高さ3mの岩になったのだとか。
せせらぎに沿って散策路はまだ続いて去り難いけれど、5.5km程で折り返します。
そのあとバスに戻って移動し、15人乗り3両連結のロープウェイで黄石寨山頂駅へ。
黄石寨
海抜1,200m 面積約20ha.の台地に展望台があり、張家界の全景が眺められます。
その名は、劉邦の軍師であった張良の師 黄石公の名に因むとか。
また遠くから見ると 山全体の形が蹲る獅子に見えることから、「黄獅寨」とも。
「不上黄石寨 枉到張家界」
(黄石寨に上らなければ真に張家界に行ったとは言えない)
「張家界頂有神仙」
(張家界山頂には仙人が住む)
旅は このあともう少し続いたのですが、張家界はここまで。
TVを見ながら、昔の旅を思い出してみました☆
あの時はほんの一部を垣間見ただけで また次の機会にと思って
いましたが、都市部と違って地方へは個人では行き難く、なかなか
良い機会にめぐり会えないまま 今に至ってしまい、少し心残り・・
10年の歳月を経ても、さほど変わらずにあることが 嬉しかったです。
いろんな意味で、あの時行っておいて 本当に良かったと思います。
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