スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

中国・張家界②

2017-06-25 | 雑記


★袁家界
天子山自然保護区の最奥に位置する眺望絶佳の仙境。黄巣の乱の際、
賊軍一味の
袁氏が隠れ棲んだところからこう呼ばれているそうです。


天下第一橋
袁家界随一の見所は高さ100m、2つの岩峰が幅2m長さ10mにわたって
繋がっている岩のブリッジ。 私のデジカメでは全景撮影はとても無理~

かろうじてブリッジ下のアーチ部分だけが カメラに入った
(^^


因みに、TVの空撮画像だと

上部で繋がっているのが よく分かります。


とにかく見渡す限り
これでもかといわんばかりの岩壁と岩峰の連続です☆




以前 黄山に登った時にも感動したけど、それを遥かに凌ぐスケールで
私の小さなカメラでは、とてもとても間に合わない・・ぐやじ~



圧倒的景観をたっぷり堪能したあと、名残りは惜しいけれど 下山の時間。
上りはロープウェイでしたが、下りは あの有名なエレベーターで一気に。

百龍天梯
岩壁に貼り付くように造られた長~いエレベーター。

二階建ての2基が交互に昇降。56元で、
高さ335mを2分程で
一気に下ります。よくもまぁ こんなものを造ったものだ!
でっかい事はいい事だ~って、いかにも中国らしい(笑)

ところが・・
 これまでずっと順調に来たのに、なんとここで アクシデント発生

エレベーターを降りて乗る筈の帰りのエコバスが、待てど暮らせど姿を見せず、
後から後からエレベーターを降りてくる人で 夕闇迫るバス停は 超長蛇の列。
大声で賑やかに談笑する韓国人と中国人、ただ静か~に列を作る日本人(笑)

結局 45分待たされてやっと来たバスに乗れました。
更にバスを乗換え、かなりワイルドな運転で吐きそうになるのを
必死にこらえながら、もう一度バスを乗換えてやっとホテルに帰着。
はぁ 疲れた~~



3日目は、ホテルからバスで10分程の金鞭渓へ。
まだ観光客も少なく、朝の気がたちこめる渓流沿いの遊歩道を散策しました。
木々の間からは そそり立つ絶壁が間近に見えて、野生の猿や小鳥の影も見え隠れ☆
森に優しく抱かれているような感覚で、とても気持ちよく森林浴を楽しみました。
金鞭岩

伝説によれば;
秦の始皇帝が山を動かして海を埋め立てようとしたとき、竜王に遣わされた
竜女が 帝の鞭をニセモノとすり替えてしまったため、帝は山を動かすことが
できなくなり、怒って投げ捨てた鞭が高さ3mの岩になったのだとか。

せせらぎに沿って散策路はまだ続いて去り難いけれど、5.5km程で折り返します。
そのあとバスに戻って移動し、15人乗り3両連結のロープウェイで黄石寨山頂駅へ。

黄石寨
海抜1,200m 面積約20ha.の台地に展望台があり、張家界の全景が眺められます。

その名は、劉邦の軍師であった張良の師 黄石公の名に因むとか。
また遠くから
見ると 山全体の形が蹲る獅子に見えることから、「黄獅寨」とも。

不上黄石寨 到張家界
(黄石寨に上らなければ真に張家界に行ったとは言えない)
張家界頂有神仙
(張家界山頂には仙人が住む)


旅は このあともう少し続いたのですが、張家界はここまで。


TVを見ながら、昔の旅を思い出してみました☆ 

あの時はほんの一部を垣間見ただけで また次の機会にと思って
いましたが、都市部と違って地方へは個人では行き難く、なかなか
良い機会にめぐり会えないまま 今に至ってしまい、少し心残り・・

10年の歳月を経ても、さほど変わらずにあることが 嬉しかったです。
いろんな意味で、あの時行っておいて 本当に良かったと思います。


 

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