さて、これは何処でしょう?
蓮池のようです。 アオサギがいますね。
答えは、「横須賀しょうぶ園」☆
14万株の花菖蒲が咲く季節には、大勢の見物客で賑わいますが、
今は、園内ウォーキングをする人がやって来るくらいの静かな公園です。
この園内の片隅に、ひっそりと石碑があります。
「城の腰堰の碑」
説明文によると;
平安時代後期 三浦大介義明が衣笠城を構えていた頃、家臣の
平佐古太郎為重が、衣笠城の出城としてこの地に城館を設けた
ことに由来し、この一帯は「城の腰」と呼ばれていました。
この城館を中心に周辺では農耕が行われていましたが、農耕地の
中に いつの頃か農耕用溜池が作られ、約5町歩(15ha)に及ぶ
地域の人々の生活の基盤を支えてきたのが「城の腰堰」でした。
やがて、営々と引き継がれてきた堰も時代の推移によって
その役割を終え、現しょうぶ園の蓮池となったのです。
花菖蒲に気を取られて、今まで気づきませんでしたが
ここにも半島の人々の暮らしの跡がありました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます