その後が重要

最近、複子（双子や三つ子）の出生率が、
昔に比べて増えているというニュースをやっていました

その原因のひとつとして、晩婚化の影響があげられていて、
そのため高齢出産だったり、なかなか子供が出来なくて
人工授精を選ぶ人が増えているからだそうです。
受精した子が育つには、体内に着床しなければならないので、
確立を高める為に２～３個（体への影響で3個までと決まっているらしい）を
体内に戻すのだそうです。
その為、全てがうまく着床すると複子が生まれるというわけです。

と、ココまでは、少子化の歯止めにはいいことだと思います。
でも、「生まれるまでの行政の対応は出来ていても、その後の対応が遅れている」と
TVの取材を受けていたお医者さまも仰っていました。
複子が生まれると、お母さんも大変だが、病院側も大変だとも…。
というのも、単子よりも複子の方が体が弱く保育器を必要とする場合が多いそうです。
そうなると一度に２つの保育器がうまってしまうわけです。
保育器も看護士も足りない状態ができてしまうのです

無事に育っても、今度は外出さえ大変です。
一人用のベビーカーでさえ肩身の狭い思いをして
電車やバスを利用しているお母さんを見かけますが、
双子用のベビーカーは更に大きなものになるのです。
ある地区では、そんな複子を持つお母さんにも外出を楽しんでもらえるように
タクシーチケットを配っているそうです。
そんなちょっとした心配りのできる行政っていいですね