2010-1211-man0056
万葉短歌0056 川の上の0041
川の上の つらつら椿 つらつらに
見れども飽かず 巨勢の春野は 春日蔵首老
万葉短歌0056 Shu1173 2010-1211-man0056
□かはのうへの つらつらつばき つらつらに
みれどもあかず こせのはるのは
○春日蔵首老(かすがのくらの おびと おゆ)=「もと僧。法名弁基(べんき)。」 さらに 01-0262歌釈注に「大宝元年(701)三月、勅により還俗。」 以下は講談社版『万葉集事典』記事。「大宝三(701)三還俗、姓春日倉首、名老を賜わり、追大壱を受く。和銅七(714)一正六上より従五下(…)。」弁基名1首を入れて8首。