2017-0327-man2425
万葉短歌2425 山科の2237
山科の 木幡の山を 馬はあれど
徒歩より我が来し 汝を思ひかねて ○
2237 万葉短歌2425 ShuF100 2017-0327-man2425
□やましなの こはたのやまを うまはあれど
かちよりあがこし なをおもひかねて
○=柿本人麻呂歌集。
【編者注】「寄物陳思」(2415~2507、93首)の第11首。男。
【訓注】山科の木幡の山を(やましなのこはたのやまを=山科強田山)[宇治市北、JR木幡駅東、平尾山。西に京都市伏見区、山科区が隣接する]。徒歩より我が来し(かちよりあがこし=歩吾来)。汝を(なを=汝)。