2018-0216-man2744
万葉短歌2744 鱸取る2556
鱸取る 海人の灯火 外にだに
見ぬ人ゆゑに 恋ふるこのころ ○
2556 万葉短歌2744 ShuF370 2018-0216-man2744
□すずきとる あまのともしび よそにだに
みぬひとゆゑに こふるこのころ
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第126首。女?
【訓注】鱸(すずき=鈴寸)[「瀬戸内海沿岸に多い浅海魚で、その夜釣りが知られている。」 ほかに、03-0252鈴寸釣(すずきつる)、15-3607須受吉都流(すずきつる)]。海人の灯火(あまのともしび=海部之燭火)。恋ふるこのころ(こふるこのころ=恋此日)。