2019-0625-man3213
万葉短歌3213 十月3025
十月 しぐれの雨に 濡れつつか
君が行くらむ 宿か借るらむ ○
3025 万葉短歌3213 ShuF795 2019-0625-man3213
□かむなづき しぐれのあめに ぬれつつか
きみがゆくらむ やどかかるらむ
○=出典未詳。
【編者注】問答歌(3211-3220、10首)の第3首。女。
【訓注】十月(かむなづき)。しぐれの雨(しぐれのあめ=鍾礼乃雨)[「九、十月に降ったり止んだりする小雨。」 01-0081天之四具礼能(あめのしぐれの)、03-0423(長歌)九月能 四具礼能時者(ながつきの しぐれのときは)、など]。