日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

旧正月の2月16日

2018年02月16日 08時37分11秒 | 日記
日本の旧暦では、今日が元旦で今年の始まりの日
との事ですが、昨日、牡丹さまから教わって暦を
みて・・なるほどと納得しました。隣国中国では
今日から民族の大移動でお正月休みになるようで
す、この所平昌五輪に振り回されて、国会も身の
周りの事もブログのアップしようとしていた記事
もみんな調子が狂ってしまってます。
Aさんのメルマカ゛から13日にアップしようと
思っていた記事より、平氏と源氏といえば代表的
な「氏」でよく知られていますが、もともとはい
ずれも天皇を祖とする氏族です。
「平氏」は、桓武天皇の孫らが「平朝臣」を賜っ
たことから始まり(桓武平氏)、桓武天皇が建設
した「平安京」に由来した名だとされています。
一方の「源氏」は、嵯峨天皇の子らに、皇室と祖
(源)を同じくするという、名誉の意味をこめて
「源朝臣」という姓を賜ったのが始まりとされま
す。後に清和天皇の皇子を祖とする清和源氏が、
源頼朝に代表される武門の家柄として栄え、多数
の武家が清和源氏の子孫を称しました。
平氏や源氏の他に藤原氏と橘氏の四つの貴種名族
をまとてめて「源平藤橘」と言い、武家は必ずい
ずれかの「氏」を名乗っていましたが、しだいに
地方の豪族も勝手にこれら四氏の子孫と称する風
潮がはびこります。弊害もあってかその後、領地
などの地名に基づいた名字(苗字)が発生し、そ
の中でも広大な領地を所有する者は大名と呼ばれ
るようになってゆきます。
苗字、氏、姓などは本来はそれぞれに違うもので
すが、源平藤橘の一つ、藤原氏から派生した苗字
は400氏以上にもなると言われています。
朝廷に近い藤原氏は、近衛・鷹司など公家の屋号
あるいは邸宅のあった地名を名乗り一条・九条な
ど、政権中枢部にいたため敢えて「藤原」を強調
しなかったのに対し、地方に流れた藤原氏は、出
自を知らしめるために「藤」の一字を残したよう
です。例えば、地名に由来するものとして近江の
近藤、伊勢の伊藤、加賀の加藤、遠江の遠藤など
官職名に由来するものとして左衛門尉の佐藤、斎
宮頭の斎藤、木工助の工藤、主馬頭の首藤、内舎
人の内藤などがありました。また、安倍と藤原で
安藤、大江と藤原で江藤など他姓との結合による
もの、藤井や藤田など頭に「藤」を冠した名字も
多数あり、さらに藤を富士、不二などに改めた例
もあります。
平氏や源氏由来のものも多く、例えば北条氏や大
庭氏、三浦氏、土肥氏などは桓武平氏から、新田
氏や足利氏、佐竹氏、武田氏などが清和源氏から
の派生とされています。
ちなみに、江戸時代まで苗字を使っていたのは貴
族と武士だけでしたが、国民すべてが苗字を名乗
ることを義務付けられたのは1875年(明治8年)
の2月13日に「平民苗字必称義務令」が布告され
てからとのことです。
苗字に源平の由来が・・皆さんは如何でしょうか

松本飛行場の周りの運動公園にて・・





















コメント (8)
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