日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

「フォーチュン・ グローバル500」中に日本企業は・・・

2024年09月14日 06時02分45秒 | Weblog
今朝の信州は気温が22度、9月も半ばというのにまだ朝晩
の気温が真夏並みで、なんか今年の秋は暑い秋のようです
今朝は「フォーチュン・グローバル500」についてお
知らせします。自民党の総裁候補、立憲民主党の党首候補
皆さん口をそろえて、「経済」を唱えていますが今の日本
の世界での立ち位置をしっかり認識してほしいのです。
何時ものようにAquaさんのmagazine情報をお借りしま
した。8月末に米経済誌フォーチュンが、売上高上位の
世界企業番付「フォーチュン・グローバル500」を
発表しました。
今回発表されたのは2023年度の売上高をもとにした2024
年版で、トップ10は下記のようになっていて、米小売
最大手のウォルマートは11年連続で首位を堅持しています。
                  <売上高>
1位 ウォルマート(米)  6481億ドル(約94.0兆円)
2位 アマゾン(米)    5748億ドル(約83.5兆円)
3位 国家電網公司(中)  5459億ドル(約79.3兆円)
4位 サウジアラコム (サウジ) 4949億ドル(約71.9兆円)
5位 中国石油化工集団(中)4297億ドル(約62.4兆円)
6位 中国石油天然気集団(中)4217億ドル(約61.3兆円)
7位 アップル(米)    3833億ドル(約55.7兆円)
8位 ユナイテッドヘルス(米)3716億ドル(約54.0兆円)
米誌「フォーチュン」が、全世界の企業の売上高ランキング
「フォーチュン・グローバル500」をいまのような形で初
めて発表したのは、1995年のことでした。当時、他を圧倒
してトップの地位を占めたのは、ウォルマートでも、アマ
ゾンでもなく、日本の三菱商事でした。
そのとき、同社の売上高は約1760億ドル(当時1ドル=94円、
約16兆円)で、「米通信大手AT&T、化学大手デュポン、
金融大手シティコープ、消費財大手P&Gの売上高の合計
よりも大きい」と当時のフォーチュンには記されていた。
その年、日本の大手総合商社である三井物産、伊藤忠商事
住友商事、丸紅、日商岩井(現在の双日)の5社もトップ
10に入っています。国別で見ると、トップ500に入った
企業がもっとも多かったのは米国の151社で、それに次い
で日本の149社が続いていました。それらの日本企業の
売上高の合計は、米国企業の合計やヨーロッパ企業の
合計をも上回った。
それから28年が経ち、状況は大きく変わっている。
2023年のフォーチュン・グローバル500に名を連ねた
日本企業は41社と減少し、米国企業や中国本土の企業
の数よりもはるかに少なくなっている。ランク入りした
日本企業の2022年の売上高合計は2兆8000億ドルとなり
(約400兆円)で、全体の6.8%を占めた。それに対し、
米国企業の割合は全体の31.8%、中国企業は27.5%です。
最も上位に入った日本企業はトヨタ自動車で、売上高
は37兆1500億円(算出時2740億ドル)となり、19位と
なっています。
では当時トップ三菱商事はどうなったのだろうか。その
売上高は約21兆5700億円(算出時1590億ドル)で45位
に入ったが、その金額は、中国の国有鉄鋼最大手の中国
宝武鋼鉄集団をわずかに下回る。
わずか30年ほど前にフォーチュン・グローバル500の上位
を独占していた日本企業は、なぜこれほど早くここまで
落ちぶれてしまったのか。これが、今の日本の世界の
立ち位置、正しく失われた30年の所以です。この状況
は自民、民主両党の責任が大きく「経済」の意味すら
解らずに経済の復興とか振興とか・・なんかおかしい
ですよね~もっと勉強してもらわねば・・・














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