今朝の信州は気温が22度、9月も半ばというのにまだ朝晩
の気温が真夏並みで、なんか今年の秋は暑い秋のようです
今朝は「フォーチュン・グローバル500」についてお
知らせします。自民党の総裁候補、立憲民主党の党首候補
皆さん口をそろえて、「経済」を唱えていますが今の日本
の世界での立ち位置をしっかり認識してほしいのです。
何時ものようにAquaさんのmagazine情報をお借りしま
した。8月末に米経済誌フォーチュンが、売上高上位の
世界企業番付「フォーチュン・グローバル500」を
発表しました。
今回発表されたのは2023年度の売上高をもとにした2024
今回発表されたのは2023年度の売上高をもとにした2024
年版で、トップ10は下記のようになっていて、米小売
最大手のウォルマートは11年連続で首位を堅持しています。
<売上高>
<売上高>
1位 ウォルマート(米) 6481億ドル(約94.0兆円)
2位 アマゾン(米) 5748億ドル(約83.5兆円)
3位 国家電網公司(中) 5459億ドル(約79.3兆円)
4位 サウジアラコム (サウジ) 4949億ドル(約71.9兆円)
5位 中国石油化工集団(中)4297億ドル(約62.4兆円)
6位 中国石油天然気集団(中)4217億ドル(約61.3兆円)
7位 アップル(米) 3833億ドル(約55.7兆円)
8位 ユナイテッドヘルス(米)3716億ドル(約54.0兆円)
3位 国家電網公司(中) 5459億ドル(約79.3兆円)
4位 サウジアラコム (サウジ) 4949億ドル(約71.9兆円)
5位 中国石油化工集団(中)4297億ドル(約62.4兆円)
6位 中国石油天然気集団(中)4217億ドル(約61.3兆円)
7位 アップル(米) 3833億ドル(約55.7兆円)
8位 ユナイテッドヘルス(米)3716億ドル(約54.0兆円)
米誌「フォーチュン」が、全世界の企業の売上高ランキング
「フォーチュン・グローバル500」をいまのような形で初
めて発表したのは、1995年のことでした。当時、他を圧倒
してトップの地位を占めたのは、ウォルマートでも、アマ
ゾンでもなく、日本の三菱商事でした。
そのとき、同社の売上高は約1760億ドル(当時1ドル=94円、
約16兆円)で、「米通信大手AT&T、化学大手デュポン、
金融大手シティコープ、消費財大手P&Gの売上高の合計
よりも大きい」と当時のフォーチュンには記されていた。
その年、日本の大手総合商社である三井物産、伊藤忠商事
住友商事、丸紅、日商岩井(現在の双日)の5社もトップ
10に入っています。国別で見ると、トップ500に入った
企業がもっとも多かったのは米国の151社で、それに次い
で日本の149社が続いていました。それらの日本企業の
売上高の合計は、米国企業の合計やヨーロッパ企業の
合計をも上回った。
それから28年が経ち、状況は大きく変わっている。
2023年のフォーチュン・グローバル500に名を連ねた
日本企業は41社と減少し、米国企業や中国本土の企業
の数よりもはるかに少なくなっている。ランク入りした
日本企業の2022年の売上高合計は2兆8000億ドルとなり
(約400兆円)で、全体の6.8%を占めた。それに対し、
米国企業の割合は全体の31.8%、中国企業は27.5%です。
最も上位に入った日本企業はトヨタ自動車で、売上高
は37兆1500億円(算出時2740億ドル)となり、19位と
なっています。
では当時トップ三菱商事はどうなったのだろうか。その
売上高は約21兆5700億円(算出時1590億ドル)で45位
に入ったが、その金額は、中国の国有鉄鋼最大手の中国
宝武鋼鉄集団をわずかに下回る。
わずか30年ほど前にフォーチュン・グローバル500の上位
を独占していた日本企業は、なぜこれほど早くここまで
落ちぶれてしまったのか。これが、今の日本の世界の
立ち位置、正しく失われた30年の所以です。この状況
は自民、民主両党の責任が大きく「経済」の意味すら
解らずに経済の復興とか振興とか・・なんかおかしい
ですよね~もっと勉強してもらわねば・・・