おんたけウルトラトレイル100km。 無事完走しました。 イヤァ~、きつかったっす。
”50分/5km、登りは走らない作戦”で行きましたが、関門時間に余裕が無く、一生懸命動き続けなければなりませんでした。
スタート~1CP
最後尾からゆっくりスタートする。スタート直後の坂も皆さん駆け上がる。オイラは早歩き、ここで走ってはいけない。最初の5km表示で時計を見る。40分。早歩き中心でもなかなかいいペースだ。もっとゆっくりでもいいのかっと思う。その後も50分、40分、45分てなかんじで順調。
でも、第一給水(22km)までの話。第一給水3:20頃着。疲れを感じてストック使用開始。ここからの登り返しで時間がかかる。なかなか1CPに着かない。時計が気になりだす、制限時間に15分残して1CP到着。
残っている補給食はバナナのみだった。
1CP~2CP
あまりゆっくりも出来ず1CPを後にする。ここから三浦貯水池までは下り~平坦。路面も平坦になり走りやすくなる。ここで走らずしてどこで走るかって感じでホイホイと調子よく走る。日が上がったが木陰が日差しを防いでくれて気持ちいい。
前のランナーを抜く際「お疲れっす。」などと声をかけるのは気持ちいい。「お疲れでーす」なんてみんな返してくれる。
50km先で平坦部分も終わり、2CPへ向けて登り返しが始まる。あと15km、日差しとの戦いだ。
アームスリーブとタイツに水をかけながら進む。サングラスも持ってきてよかった。まだ脚は残っている。でもペースダウンだ。”60分/5km”。
11:15頃2CP到着。補給が取れるぜ。
でも、もうお腹がだめだ。ジェル・ゼリーのドロドロ系に飽きてしまった。食欲がない。おにぎり・ゼリー・ホットになってしまったオレンジジュースを流し込む。食べ合わせ最悪だね。
2CPではリタイヤを申告している人がたくさんいる、みんな心折れたのだ。ここまででも充分キツイもんね。でもオイラは心折れてないぜ、何としてもfinishしてこんなしんどいレースは最後にするのだ。
2CP~3CP
さあ、未知なる領域に踏み込む。3CPへは緩やかに登って大きく下る。走れそうななだらかなのぼりだが早歩きで頑張る。御嶽山の眺めが素晴らしい。日差しがきつくシンドイ。天然エイドも無いなぁ。
途中、やけにペースアップしていくランナーがいる。2CPの表示では”3CPまであと15km”。つまり3CPは80km地点。ところが開催案内では3CPは82km地点。82km地点とするとオイラの到着予想時間は14:55、これでは余裕が無い。ここまで走ってきて関門アウトはゴメンである。そんなんでペースアップ、幸い下り基調である。
ところが3CPは78km地点にあった。14:15到着。そうめんを頂いてのんびりする。ここまで来れば完走は確実だ。22kmを5時間で進めばよい。みんな安堵の表情だ。
3CP~ゴール
時間に余裕があるとはいえ残り22kmもある。かえって気持ちが切れてしまった。先程のペースアップで脚も終わっちゃったみたいだし。
延々同じ様な風景もメリハリがなくて飽きるなぁ。
ロードに出てからも1時間も掛かったんだな。
ゴール18:40。
たいして感激は無かったなぁ。ようやく開放されたって気持ちの方が強かったと思う。
ゴール前は、宿に帰ったら風呂が先か飯が先かとりあえずビールか、なんて事ばかり考えてたよ。
”歩き作戦”では関門時間にとても間に合わない事が分かった。走りを入れていかないと・・。
関門の時間設定がうまく出来ているのかな? そう感じたよ。