平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

おんたけウルトラトレイル100km*リタイヤ記

2010-07-26 | おんたけ100km

一週間もたってしまいましたが、リタイヤ記を記します。

当日受け付け時になって、がけ崩れのためコース変更・延長になり105.7kmになる発表がありました。梅雨の大雨のため、あちこちで被害が報道される中、開催・コース延長はむしろ歓迎の気分でした。今回のコースは昨年と同様だそうです。

深夜0時、王滝の田舎町をスタートします。
私は大した考えもなく中盤よりやや後ろでスタートしました。5キロでほぼ35分。キロ7分のペースです。今春の”野辺山42キロ@5:07”では5キロ30分でしたので、こんなペースかな?っとこのままの流れでいきます。星空が綺麗です。エイドステーションではゆっくり見るぞっと思いながら走ります。

25キロ地点の小エイド(AM3頃)。 周りの様子はよく分かりませんでしたが、だらだらと林道を進んだ後で長~いアスファルトの下りの後でたどり着きます。最早私の足は終わってました。「ここからは上りだよ~~。」の声に迷わずストックを取り出します。

                 夜明け
















その後は、走りを主に歩きから、歩きを主に時々走りへ、そして歩きのみへと動かなくなって行きます。第一関門・40km(AM6時頃着)まではどうにか走れましたが、その後はほとんど走れませんでした。

次の小エイド・55km(AM9時頃着)までは徒歩している私を、次々とランナーが抜かして行きます。苦しい歩行が続きます。早歩きでも5キロ進むのに1時間15分ほど掛かります。

その後は抜かすランナーも居なくなりまいた。同行しているランナーは完走が微妙なランナー達です。妙な連帯感が生まれます。

第二関門・71キロ、12時35分頃着。第三関門通過を三時間半では無理・体も限界と思いリタイヤしました。  

初めてのリタイヤです。 今回のおんたけは天気も良く、1回で完走したかったのですが、仕方ないです。 レース中はもう二度と来るもんか!っと思っとりました。